潤滑から艶出しなど一本あれば、多種な用途に使えるシリコンスプレー。メンテナンス初心者が、始めての整備にも最適で工具もいらずで何の知識もなくても失敗リスクが、ほぼ無いので、今すぐ初めれるよ。
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『シリコンスプレーは、「無溶剤」と「石油系溶剤」のえ2種類があります』
大切な事なので最初に書きますが、シリコンスプレーは『無溶剤』のものと『石油系溶剤』の物があります。それぞれ名称の通り、溶剤が何も入っていないものと、石油系のシリコン溶剤が入っているもののことを指します。
『石油系溶剤』は、ゴムやプラスチック 塗装などを溶かしてしまうので、オススメしません。万能に使えるのは、『無溶剤』の方なので『無溶剤』を使いましょう。
ちなみに石油系溶剤は、浸透潤滑力が無溶剤の物より強力ですが、その用途の場合、ラスペネなどの純粋な潤滑剤の方が適材です。
良くわからない方は、ワコーズに無溶剤のシリコンスプレーが、使いやすくオススメです。楽天のリンクを貼っときますが、量販店で買った方が安いですよ
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『浸透潤滑剤(ラスペネ)とは、ちょっと違うよ』
シリコンスプレーと浸透潤滑剤(ラスペネ)の違いですが、浸透潤滑剤(ラスペネ)は、完全に石油系溶剤でゴムや塗装やプラスチックに対して攻撃性があります。それらに付着するとその部位が痛みます。しかしすぐにパーツクリーナー等で拭き取れば問題ないレベルです。
防錆や潤滑性能はシリコンより強力です。また名前の通り浸透性能が高く錆で固着したネジなども塗布すれば、外れやすくなります。今回の日記で、浸透潤滑剤(ラスペネ)も登場するので、頭の片隅に入れといて下さい。
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『シリコーンスプレーが、使える部品』
てわけで前置きが長くなりましたが、ここからは、メンテナンスでシリコンスプレーを塗布した方がいい部品や代用品になる場所などを紹介していくやで😗
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◎サスペンションのシャフト
フロントフォーク リアサスどちらもOKです。シリコーンスプレーの最も正しい使い方でバイクメーカーも推奨している場所です。
稼働部分の動きが良くなるので、敏感な方なら体感出来るレベルですよ。
使い方は、まず汚れを落としてシリコーンスプレーを吹いて最後に余分な液を布等で拭き取るだけ、その際にゴムの劣化も防げるのでシールにも塗っちゃいましょう😗
リアサスのスプリングやタンクの艶出しとかにも使えますよ。
付け根の部分にも使えますが、かなり圧力がかかる部分なので、ラスペネの方が良いですよ😗