レッドバロンのオイルリザーブシステムのオイルって、あまりにも価格設定が安いので、粗悪品って気がして不安に思う人が多いようなので、本日はバロンオイルについて解説日記を書きます。
なお内容は、筆者の主観と憶測も入るのでエンタメとして読んでね。
レッドバロンのオイルリザーブシステムに使われているエンジンオイルは、幅広い車種に“とりあえず”対応できるように設計された、いわば汎用型の一本です。もちろんバイクメーカーの要求するエンジン保護という最低ラインはきちんと満たしているので、致命的に悪いわけではありませんが、高品質といえる中身ではありません。しかしコストパフォーマンスが最強であることは疑う余地がないです。
『バロンオイルは、2種類あるよ』

(バロンオイル価格はホンダ純正オイルの一番下位モデルの半分以下です)
レッドバロンのオイルリザーブシステムには『安価なVSグレード』と『高価なVRグレード』があります。その2つのオイルを解説します。先に『エンジンオイルのグループ』の日記を読むと話が入りやすくなりますよ。
VSグレード(価格が安い方)

(1L/600円)
VSグレードで使用されているオイルは、「elf MOTO 4-RS」
このオイルはVHVIと鉱物油を組み合わせた部分合成油で、コストと汎用性を重視した設計です。
ただし、250ccの多気筒バイクのように
・高回転域を常用しやすい
・油温が上がりやすい
・オイルにかかるせん断ストレスが大きい
といった、オイルに求められる性能水準が高いバイクに対しては、このグレードのオイルでは厳しいってのは正直なところです。
またVRグレードとの値段差が1Lあたりの価格差が300円しか変わらないので、筆者なら選びませんね。
VRグレード(価格が高い方)

(1L/900円)
VRグレードで使用されているオイルは、「MOTUL 200-4TR/S」です。モチュールって事でエステル系の高級基油と使ってそうだと思いそうですが、VHVI系の全化学合成油と考えられます。
『VHVIの根拠』
通常モチュール社はエステルやPAOを配合してる場合、それを謳うのですが、それらがない場合は、VHVIってパターンがほとんどです。商売的にも、高級基油を使ってるのに200-4TR/Sだけそれを謳わないのは、不自然なので9割当たってると思います。
『VHVIが採用される理由』
推測に推測を重ねる話になりますが(笑)、基油がグループ3までのオイルは鉱物油由来のため、グループ4以上の化学合成油に比べてシール材との相性問題が起きにくいとされています。結果として化学合成油に対応していない旧車に使用しても、オイル漏れなどのトラブルが発生しにくい点が、VHVIが選ばれる理由の一つだと考えられます。
『小排気量スクーターとは、相性が悪い』

(バロンオイルは全てMA2規格なので、スクーターと相性が悪い)
『エンジンオイルの規格について解説』を読んで頂ければ1発で理解できると思いますが、レッドバロンのオイルは全てJASO規格はMA2規格でして、潤滑性能を犠牲にしてミッションのクラッチを滑らせない事に特化したオイルでして、乾式遠心クラッチのスクーターに入れると無駄に潤滑性能を犠牲にします。だからといってエンジンが壊れる事は無いですが、スクーターはMB規格一択だと筆者は思います。
と言いたいところですが
燃費を重視する人に限定すると、オイルの値段が安すぎて燃費の差を埋めてしまいますので、バロンオイルでいいと思いますよ。

ちなみにマニア向けにコスト度外視の『最強のスクーターエンジンオイル』の日記があるので、スクーターファンの方はどうぞ。
『中型以上のMT車で、ツーリングユースには最適なオイルやで』

前述した通り、MA2規格のオイルはクラッチ保護性能を最優先に設計された規格で、湿式クラッチを使うミッション車ではクラッチ寿命を伸ばすという明確なメリットがあります。
また、VHVIベースのエンジンオイルも、ツーリング用途が中心で高回転を常用しない使い方であれば、性能不足になる場面はまずありません。
つまり
・ミッション車 × 日常〜ツーリングユース
・高回転・高負荷を常時かけない運用
この条件下においては、MA2規格+VHVI基油という組み合わせは、コストと耐久性のバランスが取れた、無難で堅実な選択だと言えます。

そして実際、この条件に当てはまるユーザー層こそが、レッドバロンの利用者で最も多いボリュームゾーンなので、レッドバロンは求められるオイルを供給してるって事ですね。
『レッドバロン以外のユーザーに朗報』

『プロステージSの詳細日記』
オイルリザーブシステムって、オイルを無駄にしなくて済むし、正直うらやましいですよね。
そんな読者に露応報です。
街の個人経営のバイク屋でも、オイルの計り売りをやっている所は多いです。そこでよく見かけるのが「WAKO’S プロステージS」ってオイルなんですが、値段はバロンオイルより高いですが業界内の噂では「基油はXHVIで、さらにエステルも配合」と言われることが多く、バロンオイルより一段上の性能を期待できます。
実際、筆者の体感ベースの話をすると、エンジンフィーリング的にもXHVI説は濃厚かな…という印象です。
『あとがき』

オイルの「中身(基油や添加剤)」の話は、メーカー側に細かい成分表示の義務がない以上、どうしても噂や憶測になりがちです。
正直、日記を書き終えて自分で読み返してみても「これ、読者の参考になるんか…?w」って感じで反省してます(笑)
なのでこの日記は、エンタメ寄りの都市伝説くらいのノリで内容を“真実”として鵜呑みにするのはNGでお願いします。
てわけで得意技の責任放棄が炸裂したところで、本日の日記は終了だ!!
バイバイ(@^^)/~~~
『筆者情報』

名前:スコ太
年齢:おじさん
仕事:よくいる会社員
住所:大阪(枚方市)
バイク趣味は、ツーリングからスクーターレースまで、幅広く楽しんでます。なのでスポーツ走行から、快適装備やツーリングスポットの話までできます。なんなら通勤もバイクなので、バイクに乗らない日はありません(笑)。SNS(X)もしてるので、是非フォローやコメントをよろしくお願いします。

