今回は、HK-173を実際に購入して半年ほど使ってみたので、感想を書いていきます。
HK-173は、軽量で動きやすく、口元のベンチレーションが超低速域からしっかり効くのが特徴です。ツーリングの途中でそのまま酷道や林道に突っ込んでいくような使い方とは、かなり相性の良いヘルメットだと思います。
(注:防御力は高くないので、転倒覚悟の競技レベルのオフロード走行には向きません)
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KOMINE HK-173
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『HK-173の良くなかったところ』

『HK173の良くないところ詳細記事』
いきなりデメリットの話になりますが(笑)
HK-173は1万円台の低価格ヘルメットだけに、各所に価格なりの部分があります。そこを理解せずに購入すると、後悔する可能性は高めです。購入を検討しているなら、先に詳細記事を一読しておくことを強くおすすめします。
欠点を理解したうえで選べる人にとっては、HK-173はむしろかなり魅力的なコスパメットです。合う人にはとことん合うので、その前提で続きを読んでみてください。
『被り心地は、ジェットヘルメット』

被り心地は、頬までしっかり包み込むタイプではありませんので、フルフェイスのような一体感や強いホールド感はありません。
その代わり、顎紐を大きく広げなくても被れるため、着脱は非常にスムーズで快適です。
耳元のクッションはややタイトで、新品時は圧迫感がありまして長時間の使用では、少し痛くなる可能性もあります。使い込むうちにクッションが馴染み、フィット感は自然に落ち着いてきます。まぁこれはHK-173に限った話じゃないですがね。

ヘルメット自体の着脱はスムーズですが、顎紐がDリング式なのは惜しいポイントです。頻繁に着脱する使い方では、ラチェットバックルのようなワンタッチ式の方が便利だと感じました。
しかしDリングには、軽さとフィット感の良さという利点もあります。メーカーがそうしたメリットを重視して採用したと考えれば、この仕様にも納得できなくもありません。
まぁ深読みは大外れで、単なるコストカットの可能性も十分ありますが(笑)
『ベンチレーション』

後頭部には開閉式のエアインテークが2か所あります。クリック感はやや硬めですが節度があり、操作感は非常に気持ちの良い仕上がりです。ここは非常に好印象ですよ。

エアインテークの形状は、走行風を誘い込むような形状ではないため、外気の導入量は少なめです。
そのため、インテークを開けた瞬間に「風が抜けてるぜッ!」という、わかりやすい爽快感はありません。

後頭部に2か所設けられたエアアウトレットは、開閉機構のない常時開放式です。走行中に雨水が侵入することはありませんでした。
内部にさりげなく見えるステンレスメッシュが、デザインのアクセントになっていて、非常にカッコよろしいです。

衝撃収入ライナーに溝が掘っていて、風がそこを通過する構造です。コストカット丸出しの単純な形状に見えますが、これが十分機能してると言えます。

後頭部のクッションには粗めのメッシュ素材が使われており、一定の通気性は確保されています。気温が高い日(30℃以上)でも、強い蒸れを感じることはなく、走行後に汗でびっしょりになるようなことはありませんでした。
しかし高級ヘルメットのようにクッション内部まで明確な風の通り道が設けられているわけではないため、通気性能は一歩劣ります。
また写真で見るとメッシュがスカスカすぎて、耐久性に不安を感じるかもしれませんが、筆者は半年ほど毎日の通勤で使い、頻繁に洗濯もしていますが、極端な劣化は見られませんでした。

オプションのマウスガードにも、ベンチレーションが2か所 設けられています。
ステンレスメッシュ1枚のみで、遮蔽性が低すぎて、高速道路では強い走行風が直接口元に当たり、風圧で逆に息苦しくなります。
通常走行でも顎下からの巻き上げ風があるため、息苦しさを感じる場面は少ないので、基本的に閉めっぱなしで運用が正解かと思われます。

口元のベンチレーションの使いどころは、オフロード走行や酷道ツーリングなどの低速走行でして、走行風がほとんどない状況でも換気性能が高く、息苦しさを感じませんでした。
『シールドは、ライトスモーク』

シールドの透過率を確認するため、ヘルメットの内側に手をかざしてチェックしてみました。写真では手がはっきり見えますが、実際にはかなり暗く、外から中の様子はほとんど確認できません。ヘルメット越しに顔を見られたくない人にとっては十分な暗さで、メーカー標準のスモークとは思えないほどの遮蔽性があります。
ここまで透過率が低いと夜間走行が不安になるかもしれませんが、市街地を走るぶんには問題ない程度の視認性は確保されています。ただし、街灯のない夜の山道では視界がかなり厳しくなるため、ツーリング用途でHK-173を使うならクリアシールドへの交換をおすすめします。

『シールド交換の詳細記事』
シールド交換には少しコツがいります。
コミネ公式サイトやヘルメットの説明書にも方法が書かれていなかったので、交換方法を解説記事を書いといたやで٩( ᐛ )و
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HK-173用 交換用シールド
クリア・スモーク・ミラーがあるよ٩( ᐛ )و
『サンバイザー』

やや短めのサンバイザーですが、アドベンチャーヘルメットらしい見た目でカッコいいですね。
一見すると小ぶりで効果が不安に感じるかもしれませんが、飛び石や泥はねからシールドを守る効果は十分にあります。
雪山ツーリングではシールドへの雪の付着も防いでくれたので、かなり助かりました。
また、日除け効果もあり、日中の走行で太陽光による目の疲れを軽減してくれます。

サンバイザーは可動式で位置を調整できます。
ただし可動範囲は約30mmほどと大きくなく、最も下げた状態でも走行中に視界へ入り込むことはありません。
なので、筆者は常に下げた状態で使用しています。
通常のバイクであれば特に気になることはありませんが、スーパースポーツのような前傾姿勢が強く、上目遣いになりやすい車種では、見え方に多少の違いがでるかも知れませんね。

調整方法は簡単で、工具は必要ありません。
3つあるネジ式のツマミを緩め、好みの角度に合わせて締め直すだけです。
角度は無段階で調整できます。

サンバイザーは取り外し可能です。高速道路での風切り音や風の抵抗を大幅に低減できます。
取り外した状態でマウスガードを装着すると、戦闘機のヘルメットのようなスタイルになり、ミリタリー好きにはたまらない精悍な印象になります。
これはもう、BB弾が飛び交う戦場での勝利が約束されましたね(笑)
ジークジオン٩( ᐛ )و
『スピーカーホール』

インカム用のスピーカーホールも備えられています。直径は46mm、深さは7mmです。

一般的なヘルメット用スピーカーは40mm前後が主流のため、ほとんどのインカムに対応できます。

インカムを付けない場合は、スピーカーホールを塞ぐ防音材がないため、その部分が空洞になり、風切り音が増幅されて結構うるさいです。インカムなしで使うなら、クッション材などを入れて空洞を塞ぐと静かになりますよ。
『マウスガードは別売』

『マウスガード詳細記事』
注意点ですが、マウスガードは別売です。HK-173のアイデンティティの部分なので最初からセット販売して欲しいですね。取り付け方法や機能については、詳細記事にまとめておいたよ。
『頭のデカい人にオススメ』

コミネ代表・阿知波直哉は、かなり頭が大きいことで有名です。
そんな代表の頭を3Dスキャンして開発されたのがHK-173です。٩( ᐛ )و
「せめて自分が被れるサイズくらいは……」
この言葉は、筆者を含めた頭の大きいライダーの気持ちを代弁してくれているように感じます。

開発にはかなり苦労があった事が動画内でも語られてますが、衝撃認証試験をクリアしつつ帽体をコンパクトにするため、衝撃吸収ライナーを薄くする必要がありました。この相反する要素を両立するため、何度も試作が重ねられたそうです。

結果・・・
MサイズのフルフェイスとXLサイズのHK-173を並べても、HK-173の方が少し小さく見えるほどコンパクトな仕上がりになってます。帽体が小さいため、ヘルメットを被ったときのシルエットもスタイリッシュに見えます。

ちなみに帽体はMサイズからXLサイズまで共通で、サイズの違いは内装クッションで調整されています。低価格モデルではよくある構成ですね。
つまり、帽体そのものは大きいサイズを基準に設計されているということです。こう聞くと、頭の小さい人には無駄に大きい帽体で損に感じるかもしれませが、そのぶん内装クッションがかなり分厚くフカフカなので、被り心地の良さという形でちゃんと恩恵がありますよ。

注意点ですが、頭の縦幅や横幅が大きい人であればそれほど問題ありませんが、頭頂部に仙人みたいな高さがある人にはあまりおすすめできません。チークパッドの耳の位置がずれて、耳が痛くなりやすいためです。
またスタイリング面でも、目深にかぶれないためヘルメットが浮いて見えやすく、見た目があまり決まりません。筆者自身もやや後頭部が高いタイプで、シルエットがうまく決まらなかったため、HK-173はコレクションにして現在はYJ-22がメインで活躍してます。
仙人骨タイプの人間は、ゼニスかショウエイが良いですよww
『通販でヘルメットを買うならコミネ一択』

胡散臭い通販サイトみたいな、項目になりますが(笑)、理由は明確にありまして、コミネのヘルメットは、全サイズ共通の帽体(シェル)を採用してます。内装を交換することでサイズ調整ができるので、サイズ選びに失敗しても後で変更が可能です。しかも内装は通販で3,000円台と激安です。
また後頭部はL、頬はMといった組み合わせもできるため、パーソナルフィッティングができます。

『内装(クッション)着脱の解説記事』
内装の着脱は非常に簡単で、慣れれば3分ほどで取り外せます。価格も手頃なので、洗濯による劣化が気になってきた場合でも気軽に交換できるのは嬉しいポイントです。
気楽に洗濯ができるので、清潔な状態を保ちやすいのはいいことです。筆者はたまにモデルの仕事もしているため、内装が不衛生だと肌荒れの原因にもなりやすいので、この点は特に重視しています٩( ᐛ )و
似たサイズ感や被り心地のヘルメット

『YJ-14の詳細記事』
HK-173は店頭での取り扱いがそれほど多くないため、実際に試着するのはやや難しいのが現状です。YJ-14は、HK-173と被り心地やサイズ感が比較的近く、チークパッドの感触も似ているため、試着時の参考モデルとして使えます。しかもYJ-14は比較的どこの店舗にも置かれているので、量販店でサイズ感を確かめる際の目安として便利です。
参考にしてみてね٩( ᐛ )و
『筆者情報』

名前:スコ太
年齢:おじさん
仕事:よくいる会社員
住所:大阪(枚方市)
バイク趣味は、ツーリングからスクーターレースまで、幅広く楽しんでます。なのでスポーツ走行から、快適装備やツーリングスポットの話までできます。なんなら通勤もバイクなので、バイクに乗らない日はありません(笑)。SNS(X)もしてるので、是非フォローやコメントをよろしくお願いします。

名前:あずみ
年齢:そいつは言えないなぁ
仕事:いわゆる事務職
住所:京都(八幡市)
趣味:グルメ旅行
堅実で普通な日々を大切にしつつ、時々取材に出かけて記事も執筆。
アイデア相談やリライトで協力しています。
少し陰キャで人見知りの内弁慶ですが( `・∀・´)ノヨロシク。


