ADV160 マフラー 比較まとめ

ADV160・カスタムマフラー

ADV160のマフラー改造を検討してる人の為まとめ記事です。あと筆者の独断と偏見でランキング形式にする事にした。これやるとマフラーメーカーに、めっちゃ嫌われるんやけどな٩( ᐛ )و

『社外マフラーでもそれほどパワーアップはしない』

最初にADV160は希薄燃焼エンジンなので、あまりに、高効率なマフラーだとエンジンブローのリスクがあります。その事を各マフラーメーカーも十分把握してるので、基本的に純正の寸法から大きく変更したエキパイのマフラーは、ありません。なので音と見た目で選んだ方が幸せになれると思うよ。

1位『純正マフラー』

ADV160 純正マフラーのメリットの説明

・重量/5.7Kg
・排気音量/82.0dB

純正マフラーは、多段膨張型(バッフルチャンバー)です。実はこれって社外マフラーより部品点数が多く、製造コストがかかってます。技術的にアフターメーカーで、この多段膨張型のマフラーを、作れるところは少なくそれなりに良いものです。当然ですが完全専用設計なので、トータルバランスは間違いなく1番高いです。デメリットは、重たい事とサビやすい事だけです。正直、僕はマフラー改造はあまりおすすめしないですね。

2位『ベリアルサービス』

ベリアルサービスのマフラーの説明

・重量/3.1Kg
・排気音量/87dB
ADVに限らず、基本的にスクーターの純正マフラーは、エキパイの長さが足りてません。なので管長を伸ばせば、パワーが上がる傾向があります。ベリアル サービスのマフラーのエキパイ形状を見てる限り、純正ECUで耐えられる限界まで、排気効率を上げてそうな管長と太さです。タイヤ交換がしやすいように、エンジン下にスプリングジョイントが付いていて、タイヤ交換がしやすいように配慮されてるのは、スクーターレースの経験が豊富なベリアル サービスらしいですね。さてそんなベリアル マフラーですが、フルスロットルだと、トルクも最高速も向上します。速さのみを追求するなら、ベリアルサービス一択です。高回転でパワーを発揮するマフラーなので、ウエイトローラーを調整して、8500回転変速にすると、マフラーの性能を堪能できますよ。サイレンサーは3種類準備されています。性能差はありません。

ベリアル NEXUS RS(ネクサス)スラッシュカット

(スラッシュカットタイプ)

ベリアル NEXUS RS(ネクサス)カールエンド

(カールエンドタイプ)

ベリアル NEXUS RS(ネクサス)モタードタイプ

(モタードタイプ)

ベリアルマフラーをおすすめマフラー1位とした理由は、現在ベリアル サービスは、メインの開発をPCX(ADVと同型エンジン)にしている節があり。ボアアップやインジェクターなどエンジンパーツを多く開発してます。そこまでしてる社外マフラーメーカーはベリアルのみで、それらを試験テストをすれば必然的に、テスト時間もデータも他メーカーとは別次元の量が蓄積されます。ちなみに写真のマフラーはPCX用の競技専用マフラーです。当然ですが、PCXでレースをする人は、いないのですが、それでもレーシングマフラーの商品開発をして、エンジンパワーを最大限引き出すテストをするところに、レースメーカーのこだわりを感じます。


ベリアル NEXUS RS (スラッシュカットタイプ)


ベリアル NEXUS RS (カールエンドタイプ)


ベリアル NEXUS RS (モタードタイプ)

3位『SP忠男』

SP忠男 ピュアスポーツマフラーの説明

・重量/3.6Kg
・排気音量/86dB

スクーターカスタムマフラーで一世を風靡トグロ巻マフラーです。こちらのマフラーは、駆動系などの改造をいっさいしてない、ノーマル車両で性能を発揮するコンセプトで、設計されたマフラーでして、絶対的な馬力より中低速のトルクを重視してます。通勤やツーリングなどで、ゆっくり走ってる時に感じられる豊かなトルク感は、走りをワンランク上の質感の引き上げてくれますよ。アクセル全開時の高回転の伸びやパワーは、ベリアルサービスに劣りますが、少ないアクセル開度のトルク感はSP忠男の方が高いです。この特性はストリートで常識的な走り方をするぶんには、まるでボアアップしたかのような、フィーリングで、とても1番気持ちいいです。

マフラー交換後に、シャシダイナモメーターで、パワーチェックしてる写真。

マフラーの開発記録をSP忠男のブログで紹介されていて、試行錯誤の様子が伝わります。少し高価ですが、開発ストーリーも含めた値段だと納得ですね。

SP TADAO SP忠男マフラー ADV160(8BK-KF54)PURESPORT “S” チタンブルー ADV-GE-24


SP TADAO SP忠男マフラー ADV160(8BK-KF54)PURESPORT “S” ステンレス ADV-GE-23



3位『ヤマモトレーシング』

ADV160 ヤマモトレーシング インプレ

質感、つまり高級感(オーラ)が1番あると思うのは、ヤマモトレーシングです。それでいて静かなのも好感が持てます。

ADV160 マフラー ヤマモトレーシングのマフラーエンドは、美しい。サイレンサーは、良くも悪くも大排気量マシンの使い回しで、他社を圧倒する程の拘った異形の形状をしています。

ADV160 ヤマモトレーシング 1本だし。

ADV160、ヤマモトレーシングの2本出しは、CBR250RRの流用品ヤマモトレーシング 最強

サイレンサーは、1本出しと2本出しが準備されてます。一応メーカーが公表してるシャシダイデータでは、出力が向上してますが、スロットル開度の少ない領域では、トルクダウンが感じれます(問題ないレベル)。特に2本出しの方が細くなってましたね。

ちなみにランキングは3位としてますが、筆者はヤマモトレーシングのマフラーをつけてます。理由は見た目に一目惚れ٩( ᐛ )و


YAMAMOTO RACING ヤマモトレーシング SPEC-A フルエキゾーストマフラー TYPE-SA ADV160 HONDA ホンダ マフラー

バイクパーツ マフラーヤマモトレーシング SEPC-A TWIN ADV160 8BK-KF5410160-72SSA 4521717009590

1本出しの方のシャシダイデータ

2本出しの方のシャシダイデータ

『ヨシムラ』

(動画を貼る)

個人的に音で選ぶならヨシムラのカーボンマフラーかなぁ〜

高音をカットして低音だけ聴かせるって仕様です。低音って動物の本能で巨大な物体を感じさせます。つまり強そうだと勘違いさせるんですよ。それでいて、爆音じゃなくジェントルなのが良いです。写真じゃ伝わりませんが、ステーやマフラーバンドも非常に美しく、サスガ老舗メーカーヨシムラって感じですね。間違いない1本ですね٩( ᐛ )و

写真はPCXのものです。

リコール前は、エンジンの真下で、エキパイがトグロを巻いてるタイプで、管長を稼いでました。エグイ取り回しでしょ。またエキパイも可能な限り内側に寄せてバンク角も最大になり。本格的なレーシングマフラーでした。この仕様の時は、ベリアルサービスのマフラーよりパワーが出てましたよ。因みにリコール内容は、フランジ部分が強度不足で、クラックが入るって内容です。現在は、トグロ形状のエキパイは廃止になって、普通のエキパイ形状になっています。コストカットですね。よってパワーアップはしません。

タイトルとURLをコピーしました