ADV160 駆動系整備マニュアル  編集中

ADV160

ADV160 駆動系整備マニュアル

『準備するもの』

(工具一式の写真)

【必要な工具】

・トルクレンチ:10〜60 N·m以上を測定できるもの(まぁ俺は手締めでやるけどね)
・ソケット:22mm / 19mm / 8mm
・エクステンションバー:ソケット延長用
・クラッチナットレンチ:39mm
・ラジオペンチ
・プーリーホルダー

工具を持ってない方に向けてですが、プーリーホルダーとクラッチナットレンチだけは特殊工具なので、商品リンクを置いときます。他の工具はホームセンターで売ってるもので十分やで٩( ᐛ )و

【プーリーホルダーの商品リンク】

【クラッチナットレンチの商品リンク】

【必要なもの】

・耐熱グリス
・パーツクリーナー
・キッチンペーパー
・交換する部品

耐熱グリスは、ベルハンマーNo.2がおすすめでして、駆動系の潤滑が必要な部分すべてに使えます。
他は何でも良いと思うよ( ̄∇ ̄)

【ベルハンマーNo.2の商品リンク】

『駆動系の分解』

1『カバーの外し方』

(写真)

ほな分解していきましょうか٩( ᐛ )و
まずは黒い樹脂カバーを外します。固定しているボルトは4本なので、すべて取り外します。

(コードの写真)

次に、このコードがアンカークリップと溝の2か所で固定されているので外していきます。溝に挟まっている方は、そのまま引っ張れば外れます。

(写真)

アンカークリップの方は、写真のようにラジオペンチでツバ状になっている突起を挟むと、スルッと抜けます。力任せに引き抜くとクリップが変形して再利用できなくなるので、ここはパワープレイ禁止やで(‘ω’)ノ

(写真)

次は内側にある銀色のクランクケースカバーを外していきます。こちらは単純に??本のボルトを外すだけです。

(写真)

ボルトには長さ違いがあるので、取り付けの時に迷わないよう、位置関係が分かるように綺麗に並べて置いておくと後で楽やで。

2【プーリーとクラッチ】

(ドライブプーリーの写真)
ドライブプーリーの丸い穴にこのようにプーリーホルダーを刺せば、プーリーが固定されるので、ボルトが外せます。

(クラッチ側の写真)
クラッチ側も同じ要領でやればボルトを外せます。

3【クラッチシューの取り外し】

(写真)

クラッチシューの取り外しは整備初心者には、少し難しいかもしれないですが、頑張ってね٩( ᐛ )و

(写真)

取り外す前にクラッチナットとクラッチシューにマジックなどで線を引いておきます。こうしておくと取り付け時の締めすぎ防止の目印になります。

まずはプーリーホルダーでクラッチを固定して、クラッチナットレンチを使いクラッチナットを緩めます。かなり硬いので、必要なら樹脂ハンマーなどで、クラッチナットレンチを叩くと緩みますよ。

重大な注意点ですが、ここでナットを完全にクラッチナットを外すとセンタースプリングの半力で、クラッチが飛び出すので緩めるだけです。

そのあとは、このように両足でクラッチを押さえながら、ナットを緩めると安全にクラッチシューが分離できます。

3【トルクカム】

(写真)
トルクカムのキャップは、手のパワーで引っ張れば外れますww
コツは、真っすぐ引っ張るより、左右に少し回しながら抜くと外れやすいですよ。

(写真)

カムのガイドピンはラジオペンチで外します。単純に差し込まれているだけなので、そのまま引き抜けばOKです。

(写真)

ADV160のガイドピンは少し特殊でして、ピンの外側にローラーが付いていて、金属のピンがトルクカムの溝に直接触れない構造になっています。

『駆動系の取り付け方』

・

1【トルクカムの組立て】

(写真)

ピンを差し込んで、この様にグリスをすし詰めにして、キャップを閉めればOKです

取り外した時と同じ要領で、両足でクラッチを押さえながらクラッチナットを手で締められるところまで締めます。

3【クラッチ取付け】

(写真)

クラッチ側のプーリーは、先にVベルトを挟んだ状態で取り付けます。

(写真)
Vベルトは、プーリーを手で開いて内側まで落としておきます。ADV160はセンタースプリングが強力なので結構硬く、広げるのはなかなか大変です。コツは、捻るように回しながら力を加えることで、比較的軽い力で開けますよ。

(写真)

最後にクラッチアウターを取り付け、プーリーホルダーで固定しながらナットを49 N·mで締めれば完了です。

3【ドライブプーリー取付け】

(写真)
3【ドライブプーリー取付け】

(写真)

最初に、ウエイトローラー・スライドピース・プーリーのローラーガイド・ランププレートの部品が摩擦する部分にのみ、グリスを極薄で塗っておきます。

量はほんまに薄くてOKで、表面が乾いてなければ十分くらいの感覚です。塗りすぎると飛散するので、ベッタリ付けてはいけません。

(写真)

プーリーにローラーを入れます。

(ローラーの向きを解説した画像)

ローラーには向きがあるから注意やで٩( ᐛ )و

(写真)
次にランププレートとプーリーボスを差し込みます。ウエイトローラーが落ちないようにランププレートを押さえながら、そのままクランクシャフトへ差し込めばOKです。

(プーリーボスの向きを解説した図面)
補足ですが、プーリーボスにも向きがあります。内側にギザギザがある方がエンジン側やで。
ちなみにこのギザギザは、熱による焼き付きを防ぐための加工やで(‘ω’)ノ

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『締め付けトルク早見表』

ドライ

『締め付けトルク早見表』

クランクケースカバーボルト:10 N·m
使用ソケット:8mm

ドライブフェイスナット:59 N·m
使用ソケット:22mm

クラッチアウターナット:49 N·m
使用ソケット:19mm

クラッチナット:54 N·m
使用工具:39mmクラッチナットレンチ

材料置き場

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