フライングパンケーキ XF5U

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XF5Uは、円盤状の形状がパンケーキのようだと言う事でフライング・パンケーキの愛称がつけられている。アメリカ海軍の依頼でヴォート社とその技師Charles H. Zimmermanが設計・試作した艦上戦闘機です。開発時期がレシプロ戦闘機からジェット戦闘機の黎明期でジェット戦闘機に対してレシプロ戦闘機のフライングパンケーキは、優位性がなく試作機が2機だけ作られただけで廃棄になった伝説の戦闘機である。

『主要諸元』

最大速度: 765 km/h
全長: 8.73 m
航続距離: 1,703 km
重量: 5,958 kg
エンジン: プラット・アンド・ホイットニー R-2000
初飛行: 1943年

『円盤翼』

フライングパンケーキの特徴である丸い胴体は、翼も兼ねていて胴体自体で揚力を発生させます。そのおかげで小ぶりな尾翼のみで空を飛ぶ事が出来ます。この胴体部分は、翼面積が広くて高い揚力を発生させているので低速でも失速しにくく広い速度範囲で飛行出来ます。

初飛行の時は80馬力×2と言う低い出力のエンジンで飛行実験に成功しています。

また胴体自体に翼の効果を付与する技術は同世代の戦闘機にはなく実用機では、10年後のサーブ社のドラケンで初めて採用された技術で現在の戦闘機(第4世代ジェット戦闘機以後)ではブレンデッドウィングボディって名称で全ての戦闘機に採用されている技術です。

正確にはフライングパンケーキは主翼そのものが無いのでブレンデッドウィングボディ、とは言わないのですが、技術的にはそれにあたります。まさにオーパーツですね。

ちなみに同時期に初飛行をしたF8Fベアキャットの姿がこれで、如何にフライングパンケーキが異質な戦闘機か、お解り頂けるだろう。当時の人がUFOと言うのもわかります😗

『欠点が致命的』

何かと革新的な構造のフライングパンケーキですが致命的な欠点があり前方にある大きな2枚のプロペラのせいでロケット弾など前に投射する兵器を搭載できないのである。第2次世界大戦末期の機体とはいえ致命的な弱点である

『防御力が高い』

編集中

廃棄の時にスクラップの話とかを書く

 

 

 

 

 

 

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