コミネ『HK-173』酷道ツーリングにオススメやで🛵💨

ヘルメット

HK-173は軽量で動きやすく、口元のベンチレーションも超低速域からしっかり効くため、ツーリングの途中で酷道や林道に突っ込んでいくスタイルと、非常に相性の良いヘルメットです。
(注:防御力は高くないので、転倒覚悟の競技レベルのオフロード走行には向きません。)


KOMINE HK-173
カラーバリエーションや細部のディテールを確認したい方は、こちらからどうぞ。

『HK-173の良くなかったところ』

コミネHK-173 デメリット 解説記事リンク(筆者実使用レビュー)
『HK173の良くないところ詳細記事』
いきなりデメリット話ですが(笑)
HK-173は、1万円台の安物ヘルメットなので、価格なりなところが沢山あり、そこを理解せずに買えば後悔しますので、先に詳細記事を一読しておく事を強くお勧めします。

正直に言うと、筆者はHK-173を誰にでもすすめられるヘルメットだとは思っていません

ゼニスYJ-22 レビュー記事リンク(筆者実使用レビュー)

筆者は、ヘルメットが好きで、いくつもコレクションをしてますが、HK-173の稼働率はかなり低く、普段使っているのはほぼ『ゼニスYJ-22』です。YJ-22は通勤から超ロングツーリングまで快適にこなせる完成度があり、明らかにこちらの方が上だと感じています。

HK-173のレビュー記事でこんなことを書くのもどうかと思いますが、もしヘルメットを1個しか持てないなら、YJ-22をかなりおすすめします。サーキット走行のような特殊用途を除けば、コスパ最強で満足度が非常に高いです。

アヒルの画像で表現したコミネHK-173のコスパの良さのイメージ画像。

1万円台という価格はヘルメットとして見れば安い部類ですが、単なる“おもちゃ代”と考えると、決して安い金額ではありません。
よく考えて決断しましょう。

『被り心地は、ジェットヘルメット』

コミネHK-173のチークパッド形状が分かる写真(頬まで覆わない構造)
被り心地は、頬までしっかり包み込むタイプではありませんので、フルフェイスのような一体感や強いホールド感はありません。

その代わり、顎紐を大きく広げなくても被れるため、着脱は非常にスムーズで快適です。

耳元のクッションはややタイトで、新品時は圧迫感がありまして長時間の使用では少し痛くなる可能性もあります。使い込むうちにクッションが馴染み、フィット感は自然に落ち着いてきます。まぁこれはHK-173に限った話じゃないですね。

コミネHK-173の顎紐がDリング式であることを実際に確認した写真。ヘルメットホルダー専用のDリングはなく、車体のヘルメットホルダーには顎紐固定用のDリングを使う。
ヘルメット自体の着脱はスムーズですが、顎紐がDリング式なのは惜しいポイントです。頻繁に着脱する使い方では、ラチェットバックルのようなワンタッチ式の方が明らかに便利でしょう。

しかしDリングには、軽さとフィット感の良さという利点もあります。メーカーがそうしたメリットを重視して採用したと考えれば、この仕様にも納得できます。

『ベンチレーション』

後頭部クッション(メッシュ素材)の通気性を、光の透過で確認した写真。

ベンチレーションは、後頭部のクッションが粗めのメッシュ素材になっていて、一定の通気性は確保されています。走行中に強い蒸れを感じることもなく、気温が高い日(30℃以上)でも走行後に汗がびっしょりという状況にはなりませんでした。

しかし高級ヘルメットのようにクッションにまで明確な風の通り道が設けられてないので、通気性能は一歩劣ります。

HK-173の後頭部のエアインテークの写真。
後頭部には開閉式のエアインテークが2か所あります。クリック感はやや硬めですが節度があり、操作感は非常に気持ちの良い仕上がりです。ここは非常に好印象ですよ。

コミネHK-173のエアインテークが、走行風を積極的に導く形状ではないことが分かる写真。

エアインテークの形状は、走行風を誘い込むような形状ではないため、外気の導入量は少なめです。
そのため、インテークを開けた瞬間に「風が抜けてるぜッ!」という、わかりやすい爽快感はありません。

HK-173のエアアウトレットの写真。
後頭部に2か所設けられたエアアウトレットは、開閉機構のない常時開放式です。走行中に雨水が侵入することはありませんでした。

内部にさりげなく見えるステンレスメッシュが、デザインのアクセントになっていて、非常にカッコよろしいです。

HK-173の衝撃吸収ライナーの写真。ベンチレーションの風が通るように溝がある。

衝撃収入ライナーに溝が掘っていて、風がそこを通過する構造です。コストカット丸出しの単純な形状に見えますが、これが十分機能してると言えます。

HK-173の別売のマウスガードにも開閉式のベンチレーションが付いている。

オプションのマウスガードにも、ベンチレーションが2か所 設けられています。
ステンレスメッシュ1枚のみで、遮蔽性はほとんどありません。そのため、高速道路では強い走行風が直接口元に当たり、風圧で逆に息苦しくなります。

通常走行でも顎下からの巻き上げ風があるため、息苦しさを感じる場面は少ないので、基本的に閉めっぱなしで運用が正解かと思われます。

HK-173を被って、酷道ツーリングに行った時の写真。

使いどころとしては、オフロード走行や酷道ツーリングなどの低速走行です。
走行風がほとんどない状況でも換気性能が高く、息苦しさを感じません。

『シールドは、ライトスモーク』

HK-173のスモークシールドの濃さを確認するため、ヘルメット内側に手をかざして撮影した写真。
シールドの透過率を確認するため、ヘルメットの内側に手をかざしてチェックしてみました。写真では手がはっきり見えますが、実際にはかなり暗く、外から中の様子はほとんど確認できません。ヘルメット越しに顔を見られたくない人にとっては十分な暗さで、メーカー標準のスモークとは思えないほどの遮蔽性です。

ここまで透過率が低いと夜間走行が不安になるかもしれませんが、市街地を走るぶんには問題ない程度の視認性は確保されています。とはいえ、街灯のない夜の山道では、かなり厳しい見え方になるため、ツーリング用途でHK-173を使うなら、クリアシールドへの交換をおすすめします。

標準のスモークシールドと、オプションのクリアシールドを、比較した画像。

『シールド交換の詳細記事』
シールド交換には少しコツがいります。
コミネ公式サイトやヘルメットの説明書にも方法が書かれていなかったので、交換方法を解説記事を書いといたやで٩( ᐛ )و


HK-173用 交換用シールド
クリア・スモーク・ミラーで、選択可

『サンバイザー』

HK-173のサンバイザーの写真
やや短めのサンバイザーですが、アドベンチャーヘルメットらしい見た目でカッコいいですね。
一見すると小ぶりで効果が不安に感じるかもしれませんが、飛び石や泥はねからシールドを守る効果は十分にあります。
雪山ツーリングではシールドへの雪の付着も防いでくれたので、かなり助かりました。
また、日除け効果もあり、日中の走行で太陽光による目の疲れを軽減してくれます。

HK-173のサンバイザー可動範囲が分かる、最上位置と最下位置の2枚の比較写真。
サンバイザーは可動式で位置を調整できます。
ただし可動範囲は約30mmほどと大きくなく、最も下げた状態でも走行中に視界へ入り込むことはありません。
なので、筆者は常に下げた状態で使用しています。

通常のバイクであれば特に気になることはありませんが、スーパースポーツのような前傾姿勢が強く、上目遣いになりやすい車種では、見え方に多少の違いがでるかも知れませんね。
筆者が実際に購入したコミネHK-173の内装ラベル写真。PSCマークとSG認証を確認でき、日本の安全基準に適合していることが分かる
調整方法は簡単で、工具は必要ありません。
3つあるネジ式のツマミを緩め、好みの角度に合わせて締め直すだけです。
角度は無段階で調整できます。

HK-173のサンバイザーを外し、高速道路で静粛性をテストした時の写真
サンバイザーは取り外し可能です。高速道路での風切り音や風の抵抗を大幅に低減できます。

取り外した状態でマウスガードを装着すると、戦闘機のヘルメットのようなスタイルになり、ミリタリー好きにはたまらない精悍な印象になります。
これはもう、BB弾が飛び交う戦場での勝利が約束されましたね(笑)

ジークジオン٩( ᐛ )و

『スピーカーホール』

コミネHK-173のスピーカーホール直径を実際に測定した写真(直径46mm)
インカム用のスピーカーホールも備えられています。直径は46mm、深さは7mmです。
コミネHK-173のスピーカーホール深さを実測した写真(7mm)
一般的なヘルメット用スピーカーは40mm前後が主流のため、ほとんどのインカムに対応できます。

コミネHK-173のスピーカーホール風切り音対策として、筆者が実際に使ったB+COMクッションの写真。ジャストサイズで風切り音がかなり減った。

インカムを付けない場合は、スピーカーホールを塞ぐ防音材がないため、その部分が空洞になり、風切り音が増幅されて結構うるさいです。インカムなしで使うなら、クッション材などを入れて空洞を塞ぐと静かになりますよ。


B+COM スピーカースポンジセット φ40スピーカー用

『マウスガードは別売』

HK-173のマウスガード単品の写真。

『マウスガード詳細記事』

注意点ですが、マウスガードは別売です。HK-173のアイデンティティの部分なので最初からセット販売して欲しいですね。取り付け方法や機能については、詳細記事にまとめておいたよ。


HK-173用 マウスガード

『頭のデカい人にオススメ』

HK-173は、コミネ代表の阿知波直哉の頭を3Dスキャンして開発された(証拠写真)

HK-173 ストリートジェットヘルメットについて
EPS衝撃吸収ライナーの金型成形を繰り返して完成した、小さめの帽体でありながらSG基準(JIS T8133)を満たして日本人の人頭型に合わせたオープンフェイスヘルメット HK-1732025年12月1日(午後)に発売開始予定となりましたSG...

コミネ代表・阿知波直哉は、かなり頭が大きいことで有名です。
そんな代表の頭を3Dスキャンして開発されたのがHK-173です。٩( ᐛ )و
「せめて自分が被れるサイズくらいは……」
この言葉は、筆者を含めた頭の大きいライダーの気持ちを代弁してくれているように感じます。
筆者が購入したコミネHK-173の内装ラベル。PSCマークとSG認証シールが貼られている。

開発にはかなり苦労があったそうです。
衝撃認証試験をクリアしつつ帽体をコンパクトにするため、衝撃吸収ライナーを薄くする必要がありました。
この相反する要素を両立するため、何度も試作が重ねられたそうです。

コミネHK-173の帽体のコンパクトさをOGKカブトのフルフェイスと比較した写真。HK-173が非常にコンパクトなのが、わかります。
結果・・・
MサイズのフルフェイスとXLサイズのHK-173を並べても、HK-173の方が少し小さく見えるほどコンパクトな仕上がりになってます。
帽体が小さいため、ヘルメットを被ったときのシルエットもスタイリッシュに見えます。


注意点ですが、頭部が縦長の仙人みたいな頭形状の人は、ヘルメットが浮いてしまうので、カッコよく決まりません。

HK-173の帽体は、SサイズからXLまで共通です。

ちなみに帽体は、MサイズからXLまで共通です。中のクッションのみでサイズを調整してます。低コストモデルあるあるですね。

つまり物理的に考えて、大きいほうに合わせて、帽体が開発されてるわけです。

こう聞くと頭の小さい人が損をしてる気がしますが、めっちゃクッションが分厚くフカフカなので、被り心地が良いメリットはありますよ。

『通販でヘルメットを買うならコミネ一択』

HK-173のインナーパッドは、ヘルメットの帽体が全サイズ共通なので、使い回せる。

胡散臭い通販サイトみたいな、項目になりますが(笑)、理由は明確にありまして、コミネのヘルメットは、全サイズ共通の帽体(シェル)を採用してます。内装を交換することでサイズ調整ができるので、サイズ選びに失敗しても後で変更が可能です。しかも内装は通販で3,000円台と激安です。

また後頭部はL、頬はMといった組み合わせもできるため、パーソナルフィッティングができます。


『内装(クッション)着脱の解説記事』
内装の着脱は非常に簡単で、3分ほどあれば取り外せます。
価格も手頃なので、洗濯による経年劣化が気になってきたら気軽に交換できるのも嬉しいポイントです。
そのため、こまめに洗濯しやすく、常に清潔な状態を保てます。
ヘルメット内装が不衛生だと、肌荒れの原因になるので、美容に気を使う人には嬉しいポイントですぞ٩( ᐛ )و


HK-173 交換用内装
めちゃくちゃ安いです。

似たサイズ感や被り心地のヘルメット

コミネHK-173とYJ-14の被り心地の近さを実際に被り比べて確認してみた。
『YJ-14の詳細記事』
HK-173は、店舗での取り扱いがそれほど多くありません。そのため、実際に試着するのはやや難しいのが現状なので

参考までに、YJ-14が被り心地やチークパッドの感触や全体のサイズ感などが近いですよ。どちらも保有してる筆者が言ってるので、間違いないです。


タイトルとURLをコピーしました