オーリンズのバイク乗りなら誰もが1度は、憧れる老舗ブランドですねぇ〜って事でオッサンになってお金にも余裕が出来たので買ってみたやで😗
取り付ける車種はPGOになりますが、長さやネジ径等が同じ『シグナスグリファス』にもポン付け出来るのでグリファスのオーナーの方も参考に読んくれたら嬉しいです。
もちろんマイナー車種なX-HOT専用設計のオーリンズなんて物はなく他車種からの流用になります。今回、僕が購入したのは、初期型PCX専用のオーリンズです。長さは313mmです。
参考にですが
グリファス純正サスは、315mmくらい
X-HOTも310mmくらいですので、ほぼ誤差の範囲に収まってます。多車種の物を付けて大丈夫かいなって思うかもしれませんがサスペンションの長さと車格が、同じくらいならだいたい大丈夫です。付いてしまえば問題になる事は、皆無ですし機能的にも問題になる事は、ありませんよ😗
そもそもオーリンズって何?
説明不要かもしれませんが、オーリンズってどんなメーカーか調べたので解説させて下さいください。
オーリンズは、スウェーデンの自動車部品メーカーで1976年創業。従業員は200人ほど。
従業員が、200人ってのが大きいのか小さいのかピンとこないなぁ😗
創業者のケント・オーリンの家業はバイク屋で、友人のモトクロスマシンの改良に携わったことがきっかけで独自にショックアブソーバーを開発することになったそうだ
スタートが、バイクってのが、四輪のお下がり感が、なくてイメージ的にいいですね😗
創業して2年後の1978年にはオーリンズのショックアブソーバーを装着したマシンがモトクロスおよびエンデューロの世界選手権を制したことで知名度が向上したそうだ😗
レースが商品PRになった時代は、いいですなぁ😗
4輪用があるのは想像できたけど自転車用もあるらしい😗
幅広くやってますなぁ〜
日本では、ラボ・カロッツェリアって所で取り扱いをしてるのですな😗
見るからに大きな会社ですなぁ
オーリンズの良い点と悪い点
オーリンズの良い点
サスペンションって実は、消耗品だったりします。よいコンディションを維持したいなら2年に一回くらいオーバーホールが、必要です。僕は、レースをやってた頃は、ワンシーズンでオーバーホールに出してました。
でもオーバーホールって自分でやれれば問題ないんだけど僕みたいな整備オンチは、ショップに頼む事になるんだけど取り扱い店が閉店したり自分が引っ越したりするとショップ探しからスタートする事になり大変です。
なので全国に取り扱い点があるってステキです。
またマイナーなサスペンションだと部品供給が、なくなれば、そこまでだけど
オーリンズは、部品供給も発売からかなり長い期間、対応してくれますので安心ってわけです。
オーリンズの悪い点ですが
フリクションを押さえるためにオイルシールが、弱いらしく メンテナンスサイクルは、短いらしいよ
街乗り向けの商品は、耐久性は、マシみたいだけどノーマル程はないねんて
ふーん😗
追記です。2年間で2万キロ使ったけどオイル漏れをおこす気配がありません‼️耐久性も悪く無いみたいですね。やっぱり街乗り用は、頑丈に出来てるのかなぁ これなら安心して使えますね朗報ですね😗
取り付け編
と言うわけでウンチクは、これくらいにして購入したオーリンズ様を取り付けだ!!って事でX-HOTに装着です。
スクーターのサスペンションなんてネジ穴が一緒なら他車種流用余裕だろとか、思ってた時期が僕にもありました。左も右もあちこち干渉してボルトオンとは、いきませんでした。
オワタ╰(*´︶`*)╯♡
(シグナスグリファスの方は、ポン付け無加工で着きました。ですが基本的に専用品ではないので自己責任でよろしくお願いします。)
しかし12万円払ったので意地でもつけます。
ここからが気合いの見せ所です。
まず左側は、純正サスペンションステーが、エンドアイと干渉しますので加工の必要があります。僕は、サンダーとか便利アイテムを持ってないので原始的な鉄ヤスリでシコシコと3時間ほどか擦り。形状を整えました。
この後にカドがキツイ場所は、一応丸みをつけてクラック対策とサビ防止に塗装をしました。
右側も同様にコの字エンドアイがスイングアームに干渉するので削ります。
こっちは、アルミなので、すぐに削れました。
そしてそのまま着くかと思ってたらディスクブレーキに干渉する事が、発覚して仕方がないのでサスペンション側を削ったったーww
そう新品を容赦なく削りました(涙)
これで僕の意匠が加えられたのでオーリンズのサスペンションの価値が12万円が1億万円に爆上がりですね😂
そして装着完了です。苦労したので感動ですね😗色々と削ってますので強度は大丈夫かって声が聞こえてきそうですが、肉厚とかを確認して、まず問題が発生するとは思えないレベルであります。一応、安全確認でクローズドコースで、高負荷をかけてテスト走行をしてクラックなどを確認したけど、まぁ問題は、でませんでした
吊るし状態の走行レビュー
比較対象は。ノーマルサスペンションになります。
乗り心地は、良くなるけど商用バンが普通車になったって感じで劇的に良くは、ならなかったです過度な期待は、禁物ですね😗
と言いつつ体感出来るレベルでギャップの突き上げ感が減ります。特に高速道路で車体がフラフラしてたのが劇的に改善されます。これは、感動レベルですよ。1番良かったのは、よくオーリンズサスペンションのレビューで、書かれてる事だけど動き出しのしなやかさが純正より大変素晴らしく、細かい振動に素早くサスが動きます。さすが高級サスペンションですね😗
セッティング編
セッティングと言ってもプリロードと圧側減衰のみなので特にやる事は、無い
プリロードは、ライダーの体重で変わるのでお好みでどうぞって感じです。
とまぁそれだとレビュー記事にならないので参考に58kgで7mm程度かければ、1Gストロークが30mmくらいで底つきもせずいい感じです。バネレートは1人で乗るには少し硬い印象です。減衰は最弱で問題ないです。吊るし状態だとこんな感じです。
バネレート変更するやで
サスペンション調整の基本はバネです。バネレート が合ってないとどんな高級サスペンションを付けても意味がありませぬ。純正状態は、底付きしないよう安全マージンをとってるのでやや硬めのバネが付いてるので柔らかいバネに変更です
YSSでバネが売ってる事を発見しました。
サーキット走行の場合は、シングルレートでバネを合わせるのが、王道なんだけど
僕は、実用性重視なのでダブルレートで合わせようかなぁと思ふ
(参考程度ですがスクーターレースの車両は、10N/mmくらいのシングルレートのバネが使われてますよ)
YSSのバネが使えるか確認の為オーリンズ純正バネの内径と外径を測ったやで
外径58mm
内径46mm
自由長は200mm
YSSのバネが使えますね😃
オーリンズのバネレートは表記が無いのでわからないですが、おそらく13Nくらいです。
さっそくYSSで8-12N/mmで200mmのものを注文して交換してみたよ😗
乗り心地が最高に良くなった
やっぱりバネは、可能な限り柔らかくが正義ですね。
これだけ柔らかくても60kg+40kgで2人のりが出来ました。まだプリロードに10mm程の余裕があったので男性同士での二人乗りも可能かと思いますよ♪
圧側ダンパー調整
バネレートの変更が終わったので圧側ダンパーの調整です。圧側ダンパーって最後の味付けでサスペンションセッティングの中で最も重要度が低いのですが、体感しやすいんで楽しいですね。細かい話は『バイクのサスペンション調整』で書いてるので参考にしてみて
結論ですが
街乗りは乗り心地重視で最弱です。
峠道で少し楽しむ時は、最弱から10段くらいです。
本格的なサーキット走行の場合は、最弱から15段以上で路面とコースをみて調整ですね
サスペンション購入は、こちら
あえて言おうpcx以外でも使えるけど専用設計でないので簡単な加工が必要になる事があったりメーカー保証も受けれないのでおススメしない。でもオーリンズの持つブランド力ってステキやんって変態は、下の画像をクリックすると購入ページに行けるようにしといたよ。
オーリンズ310mm 13~16年式のPCX用 グリファス可
OHLINS 空冷シグナス全年式対応 グリファスは、不可