怖いぜ怖すぎるぜ‼️ハイドロプレーニング現象ってわけで本日は、ハイドロプレーニング現象について話でもします😗
ハイドロプレーニング現象とは、運転中にハンドルやブレーキが効かなくなる現象のことで、主に雨の日などで濡れた路面を走行中に発生します。どのくらい操作が効かなくなるかと言うとプールで水の上をビート板が滑るくらい効かなくなります。ほぼ摩擦係数ゼロです。
ブレーキやハンドルが効かなくなるのは、走行中にタイヤと地面の間に水の膜ができてしまい、タイヤが水の上に浮いた状態になってしまうことが原因です。 タイヤが水に浮いてしまうと地面との間に摩擦がなくなってしまい、タイヤのグリップ力はまったく発揮されなくなります。
ハイドロプレーニング現象は一般道でも発生しますが、特に高速道路で起こりやすい傾向にあります。
首都高速道路のデータによると、雨の日は晴れの日に比べて1時間あたりの施設接触事故(ガードレールや側壁に接触する事故)が14倍、死傷事故が6倍発生しています。事故の原因はスリップによるものが多く、ハイドロプレーニング現象が原因でスリップが起きている事例も多くあります。
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『タイヤの溝は、大事だよ』
ブリジストンの公式ページで実験写真です。タイヤの溝が減ると排水性が落ちてタイヤが浮きやすくなります。速度は、80kmでの実験写真ですので高速道路では、普通に出す速度ですね。ハイドロプレーニング現象は、速度が上がれば上がるほど発生しやすくなるので、1.6mmの方は、100kmも出せば高い確率で事故ります。スリップサインが出れば粘らずに直ぐにタイヤ交換をするのがオススメだよ😗
ちなみに新品状態だとくっきりとタイヤのパターンが写りタイヤが地面に接地してるのがわかります。それでも少し浮いてしまうのですね。
『スリップサインの見方』
タイヤには、タイヤ交換時期の印を知らせてくれるスリップサインと言われる機能があります。上の画像だけだと伝わりにくいので・・・
もう一枚😗
溝が浅くなってくると、このように溝とタイヤ表面が繋がるようになります。これが出てれば溝深さが1.6mm未満のって状態で、タイヤは整備不良になります。
『対処方法』
ハイドロプレーニング現象の正しい対処方法は、車の操作を全てやめることです。 何も操作をしなければ、車は空気抵抗によって少しずつ減速していきます。 スピードが遅くなればタイヤの排水効果が回復していくので、次第に制御ができるようになります。
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『バイクの方へ』
ハイドロプレーニング現象以外にも摩耗したタイヤは、ゴムの厚みが減り弾力が減っているので、晴れの日でもグリップ力も落ちフィーリングが悪くなります。またバイクのタイヤはラウンド形状になっていて、タイヤセンターの摩耗が進んで台形になったタイヤは、コーナリング中にいきなりハンドルが切れ込み危険です。スリップサインが出たら問答無用で交換しましょう。無理にタイヤをしゃぶって転倒したらタイヤ代より高い金額を支払うハメになるやで😗
ハイドロプレーニング対策がバッチリの通勤スクーター最強の雨タイヤ「シティグリップ」のレビュー記事です。これでパパも安心です。