第5世代戦闘機の特徴について書いてくよ
『ステルス』
第5世代戦闘機で最も重要項目とされてる能力がステルス。平らなボディーと電波吸収塗料で敵のレーダーに映らない。これにより敵に検知される事なく一方的に攻撃する事が可能です。昨今の空中戦は、目視での接近戦闘が行われる事は、少なく長距離ミサイルが主体になってますので先に見つけて敵に気がつかれる前に先制攻撃を仕掛けて撃墜する。つまり戦闘にもなる前に戦闘が終わるので、味方機の損害が出ないわけです。
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『データリンクシステム』
味方戦闘機だけじゃなく戦艦やレーダ基地人工衛星からの情報をデータリンクする事で今まで不可能だった後ろの敵へのミサイル攻撃や超長距離の敵機への攻撃、自機がロックオンした目標を見方機のミサイルで撃つ事ができます。このデータリンクシステムは、現在の航空戦の要と言われています。旧世代の第4世代戦闘機でアビオニクスのアップデートでデータリンク機能を持たせた機体が4.5世代戦闘機と言われてます。
実は、機動性や最高速は、第4世代と第5世代戦闘機では、それほど差は、ないです。
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『スーパークルーズ』
超音速巡航性能なんて言い方もありますね。アフターバーナーを使用せずにマッハ1を超える速度を出せる事も第5世代戦闘機の条件です。これにより作戦行動半径が大幅に広がるのとスクランブル発進時に燃料を温存したまま戦闘地へ向かう事が出来ます。またマッハで逃げ回る戦闘機の後ろを取り続ける事は、旧世代戦闘機では、難しいので万が一ミサイルが使えないほどの距離、機関銃での戦いになるドッグファイトに持ち込まれた時の離脱手段にもなります。
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以上が、第5世代戦闘機の定義と言われている要素です。第4世代戦闘機にアビオニクス等の1部分を最新の物に改修した機体を4.5世代戦闘機と言ったりもします。
F-15EXなんかが代表的です。