皆様、冬のバイクは、寒さで手が凍えませんか?そんな寒がりなライダーの皆様に朗報でして防寒アイテムで『電熱グローブ』って物があります。名前の通り電気の力で手を温めてくれるアイテムでして、手袋に電気毛布のように電熱線が入っていて指先までホクホクになります。
給電方法は、モバイルバッテリーからにしましょう
最初に電熱グローブには、2種類の使い方がありまして車体のバッテリーから配線を引いて電気を取る方法と専用のモバイルバッテリで電気をとる方法があり。どちらの方法も使用可能ですが、車体のバッテリーから配線を取る方法は、配線が折れ曲がり、かなりの確率で断線するのでお勧めしません。ほとんどの人がワンシーズンも持たずに断線してます。
モバイルバッテリーの持続時間は、強/3.5時間 中/4.5時間 弱/7時間です。
暖かさについては、外気温0度の雪山ツーリングでのレビューになりますが/強モードで快適/中モードで暖かさを感じれるって感じくらい/弱モードは、車体から降りて風が当たらない状態でほんのり暖かいくらいです。
そして手の外側は、暖かいのですが内側は、薄く作ってあるので まぁまぁ冷たいです。長距離を走るならグリップヒーターと併用が前提になりますね。でも薄く作ってあるので操作性は、抜群に良好です。グリップヒーターと併用すれば天国ですぞ😗
電熱グローブの使い方
バッテリーは、腕の内側に収納に収納します。他のメーカーのグローブが、マジックテープなのに対してRSタイチのは、チャックってのが良いですね。マジックテープって使い込むたびに粘着力が劣化しますから毎回付け外す所は、チャックってには、素晴らしい設計です。購入する時にコミネのにしようか迷ったけど、このポイントでタイチのに決定しました。
バッテリーは、グローブに入れるには、まぁまぁ大きくライディングの邪魔になるかなぁ〜と思ったけどまったく気にならないレベルです。
充電は、専用のアダプターが、別売であります。弱点ですがグローブ、バッテリー、充電器で合計3万円は、高いです。それでもとても満足のいく商品で一回使うとやめれなくなりますぞ😗
ワンシーズン使ってみての感想
秋冬の気温が10度くらいまでならノーマルモード(オレンジ色)で快適です。
5度くらいまでなら強モード(赤色)で快適です。
しかしそれ以下の温度になってくると暖かいと言うより寒くないって程度で出力が、寒さに負けてる感じになります。手が寒さでかじかむ事はないけど、薄めのウインターグローブって感じで寒くは、ないけど暖かくもないです
サイズ選びは、店で必ずやりましょう
一般的なサイズ感より大きめにできてます。いつもの感覚でサイズを選ぶと確実にブカブカになります。またストレッチ性はありますが伸縮性はないので小さめでも伸びる事はないです。バイクの運転は、ハンドル運転は、手で操作する事が多いのでサイズの合わないグローブをつけると 危険と言えば言い過ぎですがまぁまぁストレスになります。絶対に店でサイズ合わせは、しておいた方が良いですよ。参考程度に僕は、普段Mサイズの手袋を付けてるのですが、サイズ合わせをしたところWLがベストでした。
指の長さが男性用だと微妙に合いませんでした。
防水性能
このグローブ防水を謳ってますが、バイクアパレルのグローブあるあるの例に漏れず水が染みてきます。とは言えなかなかの防水性でありますので軽い雨なら耐えれますが、本降りになると厳しいです。どうしても縫い目から水が侵入してくるのは、避けれないみたいですね。なので僕は、撥水スプレーを振りかけて雨を弾いてます。これで手の外側の雨は、完全に防げますが、内側布の部分は、防げませんでした。調べて見ると防水フィルムって圧着する場所には、効果がないらしく内側は、ハンドルを握るので1時間くらい経つと水が侵入してしまいます。逆に圧着してない状態だと1時間、水をかけ続けても平気みたいですよ。そしてそのフィルムですが、残念ながら可動部分が多いグローブの場合、劣化が早いらしくすぐにダメになるんだって、さらに熱に弱い性質があるので電熱グローブとの相性は、最悪ですな😗
まっ仕方がない事だし他の製品もこれは、解決できてないので気にしない事にしましょう。
なので天気予報で雨の日は、ツーリングは、諦めて雨が降ってきたら素直に雨宿りする事にしましょう
『家庭用コンセントにバイクにつけると便利やで』
何かと電熱アイテムを使うとモバイルバッテリーが不足になりがちです。RSタイチのバッテリーについては、家庭用コンセントがないと充電できないのでバッテリーが切れたらそこで終わりなので、それならばバイクに家庭用コンセントをつけてしまえばバッテリーを2セット用意してローテーションすれば無限に電熱グローブを使えます。
筆者の作戦は、「USBソケット」→「パススルー対応の家庭用コンセント付きのモバイルバッテリー」→「RSタイチのバッテリー」です。
PowerHouse100ポータブル電源
紹介するモバイルバッテリーは、信頼と実績のアンカー製品です。容量は27,000mAhです。AC電源(家庭用コンセント)の最大出力は、100wです。
設置場所
設置は、こんな感じでトランクスペースに耐熱のマジックテープで固定して付け外しを用意にできるようにしてます。このままだと取り回しが悪いので延長コードを使ってます。USBポートに関しては、急速充電に対応した高出力なものでないと持ち出し量に負けがちになりますので、筆者はデイトナのCポートの1個の商品をつかっています。MAX18Wなのでアンカー側は、余裕で受け止めますよ。
注意点ですがマジックテープは、耐熱性の高いものを謳っていて粘着力が強力な物を使わないと剥がれてしまいますぞ。コーナンとかで売ってるから探してみてね
放熱の排気ファンが本体の底に付いてるので1センチくらいスペースをあけています。放熱ファンは、高出力なアイテムを使った時のみ動き出すのですが、それほど高熱な排気は出ないので、これで十分かと思われます。今のところ故障はしてませんが自己責任でよろしくです😗
地味に嬉しいLEDライト
地味に嬉しいLEDライトが付いてるのでトランクスペースの照明になり地味に便利です。LEDの光は反射しないので僕は、トランクにアルミテープを貼って全体を照らせるようにしました。明かりのない山奥では重宝します。
とまぁモバイルバッテリーのレビューは、こんな感じです。設置場所の都合を考えるとトランクスペースのあるスクーターくらいしか使いにくいかなぁってのが正直な感想ですね。逆に設置場所さえ決まれば手放せないくらい便利ですのでスクーター系のライダーは、是非チャレンジしてみて下さい。
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