SCRKは台湾の会社で事業内容は、スクーター向けの駆動系・エンジン周辺のチューニング部品を企画開発・設計製造してる会社です。また公式に「台湾ローカル生産にこだわる」と明記されていて、自国の品質にプライドを持っていることに、筆者は好感を持たずにはいられません。またss1/32mileの4st240cc未満のクラスでワールドレコードを保持する実力派チューニングメーカーです!
ちなみにメーカ名のSCRKは「SUPER CHAMPION RACING KING」の略なんですが・・・・
これはさすがに小学生が考えたような名前ですねww
嫌いじゃないけどww

キャプテン翼の若林君を連想した人は昭和生まれですww
『スペック』

・プーリー外径:129mm
・プーリー重量:300g
・フェイス直径:129mm
・フェイス重量:175g
・プーリーフェイス角:約14°
・ランプレ+スライドピース重量:150g
・ローラーサイズ:20×15(STD)
・付属ローラー:14g×3 15g×6
・センタースプリング:+1,000rpm
『セッティングと最高速』

付属のウエイトローラー15g×6個と強化センタースプリングで変速回転は8000rpm〜8500rpmあたりになります。初期設定が最大馬力発生回転数である事から、SCRKのハイスピードプーリーは、レーシングな設計思想だとわかります。
センタースプリングの効果で、ゼロ発進時に純正プーリーのような回転の落ち込みが無くなるので、通勤シグナルグランプリでは最強ですよ。これは素直に気持ちいいです。
燃費は街乗りでも30km前半くらいになり乗り心地も悪くなります。
最高速はメーター読みで130kmまで伸びてベリアルプーリー同等です。ベリアルプーリはSCRKプーリより放熱性能が高いので、連続高速走行で不安が少ないです。目的がツーリングでの高速道路での余裕なら、確実にベリアルプーリーの方が良いです。
『ローラーガイドの溝が特徴』

SCRKハイスピードプーリーの最大の特徴は、ローラーガイド面に独自の溝加工が施されている点です。メーカーのウンチクによれば、この溝によってウエイトローラーの動きがよりスムーズになるとのこと。実際にグリスの保持性が高まるため一定の効果はあり、体感できるポイントとしては、セッティングの安定性が挙げられます。
『ダメなポイント』

フェイス側のフィン形状を見ていただければわかるとおり、送風効果は期待できません。放熱性については純正より劣るので、最高速付近での連続走行では、熱によるリスクが確実に高くなります。SCRKはドラッグレース系が得意なこともあり、冷却性能より強度を優先した設計なのでしょう。
最後にSCRKのハイスピードプーリーを購入する前に『ハイスピードプーリーのデメリット』の記事も読んでから検討してみてね。個人的にはSCRKプーリより『ドクタープーリー』の方がADV160には合ってると思う。
『筆者情報』

名前:スコ太
年齢:おじさん
仕事:よくいる会社員
住所:大阪(枚方市)
バイク趣味は、ツーリングからスクーターレースまで、幅広く楽しんでます。なのでスポーツ走行から、快適装備やツーリングスポットの話までできます。なんなら通勤もバイクなので、バイクに乗らない日はありません(笑)。SNS(X)もしてるので、是非フォローやコメントをよろしくお願いします。


