SBVとか言うカッコいいベース

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はいどうも元派遣ベーシストシコ太です。

サイト引っ越しから1日目の記事は、ヤマハが2000年から2006年まで販売していたSBVについての話をしたいと思います。

Yamaha SBV 500 [review]

まず音を聴いてもらったらわかる通り普通に丸みがありヤマハサウンドですね。僕も昔に使ってたのですが丸みのある音でしたよ。雑誌のインプレッションなどでは、ジャキジャキサウンドとか言われてたけどね。それは、使っていたアーティストが、そういった音作りをしていて、またヤマハのターゲットも元気いっぱいの若者が狙いだったのもあると思います。実際は、すごい万能ベースだったりします。言葉を選ばなければ要するに普通って事です。ですが販売価格が3〜5万円くらいで売られていまして。エントリーモデルって位置ずけのベースですね。僕は、職業ベーシストなのでブランドバカや古い人間に対してのイメージも大事ですのでフェンダーUSAを使ってましたが、SBVの方がエフェクターのノリが良いので好きでした。

しかしながらサウンド面よりも熱く語りたいのが、このシェイプですね。もうカッコ良すぎるでしょ。日本ブランドのオリジナル形状で、フェンダーともギブソンとも違う形を作ろうって精神性みたいなのがいいのです。バンドマンやロックベーシストってイメージが大切なので楽器の形ってのも凄く大切ですよね。どうですか奇抜なようでビンテージ感もあり色褪せない感じは、最高ですよね。生産の方は、台湾でやっていて工場の閉鎖で今は、ラインナップには、ないんだけどヤマハは、SBVは、高くなってもいいから何とかラインナップに残すべきだと当時は、熱望したね。世界に日本を代表するベースになるくらいの可能性があったからね。

特徴ってほどでもないけどネックのジョイントが、ハイポジションが弾きやすいように下のボルトの位置がボディーの深くにあります。これは、当時のヤマハのハイエンドモデルに採用されてましたね。こういった所にも、本気度が伺えます。ネック自体も細くて弾きやすいです。当時のヤマハの宣伝でも人体工学に基づいてボディー形状をデザインしたとか謳ってたからね

そのボディー形状でネック側のストラップピンの位置が、ボディーの内側に来ているおかげでフェンダーのジャズベースよりストラップをつけて立って演奏した時に肩幅の狭い日本人でもストラップが肩からズレ落ちにくいのです。そして軽いので長時間、演奏していても疲れないのもいいですね。しかし重量バランスの悪さがあり、いわゆるヘッド側が落ちてくる現象が、起きます。気になるレベルでは、ないですが。ボディーの材料は、もう少し重たいものを使った方がパーフェクトだと個人的には、思いました。弱点らしい弱点は、それくらいですかね。

日本人の体型に合わせて作られたSBVは、まさにコピー商品じゃなく日本ブランドのベースってわけです。そんなSBVですが現在は、中古でしか入手できませんし状態の良いものだと20万くらいするので、なかなか手を出せませんが、チャンスがあれば、もう1度、手に入れたいですね。

 

 

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