バイクのタイヤのカテゴリー

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タイヤカタログを見ると色々とカテゴリーがあって自分に何が合うか迷うと思いますよね。なので本日はざっくりとタイヤのカテゴリーにについて紹介です。

最初に舗装路(オンロード)を走る為のタイヤを無理矢理ざっくりとカテゴリー分けすると『スポーツタイヤ』『ツーリングタイヤ』『ハイグリップタイヤ』に別れまして、それらの特徴を紹介します。後にオマケ程度に未舗装路(オフロード)タイヤを紹介します。

スポーツタイヤ

最初に結論ですが、普段使いなら迷わずバランスの良いスポーツタイヤ1択だと筆者は思うよ‼️

後述するツーリングタイヤとハイグリップタイヤの中間くらいのタイヤで、いいとこ取りみたいな性質をしてまして、そこそこロングライフで毎日の通勤にも使えて、峠道でのスポーツライディングにも耐えられる程度のグリップ力を有します。しかしタイムを競うようなサーキット走行では、確実に性能不足です。デメリットは、やや温度依存がありまして走り出しの5分くらいは、グリップ力が低いですが、積極的にジグザグ走行などをしてタイヤを温めないとダメって程でもないので、走り出しだけ注意しましょう。

ツーリングタイヤ

『ビジネスタイヤ』『エコタイヤ』も言い方が違うだけでツーリングタイヤに類します。グリップ力は低いですが、温度依存がほとんどなく真冬の走りはじめでも、最初から安定したグリップ力を発揮します。排水用の溝もいっぱいあり雨の日でもハイドロプレーニング現象が発生しにくいので安心感が高いです。(注.ウエットグリップが高いわけじゃない)

また全てのジャンルのタイヤの中で最もロングライフで価格が安価なのもツーリングタイヤの強みなのですが、通勤通学や配達などで毎日バイクを使う人以外は、タイヤの摩耗(スリップサイン)より先に、タイヤのゴムの経年劣化がきてタイヤ交換になります。なので休日しか使わない趣味用途の人は、スポーツタイヤを選択した方が良いでしょう。

ハイグリップタイヤ

『レーシングタイヤ』『スリックタイヤ』なども同一の特徴なので、今回は便宜上ハイグリップタイヤとさせてもらいます。一応公道走行可能なタイヤも存在しますが、サーキット専用品と考えて間違いないでしょう。ツーリングタイヤやスポーツタイヤがゴムの弾力でグリップするのに対して、ハイグリップタイヤは、ゴムを熱で溶かして粘着力でグリップします。その巨大なグリップ力は、初心者レベルだとトラクションが抜けない限りコケることは不可能だと思うほどです。

デメリットは、温度依存が非常に高く常温だとプラスチックのようにグリップしません。酸化防止剤なども添加されてないので、1度熱を入れたら走らなくても猛烈な勢いで劣化していきます。価格も高めです。サーキット走行をしないならやめておいた方が、無難です。

オフロードタイヤ

いわゆるブロックタイヤなどの荒れた路面を走る為のタイヤです。公道走行不可の競技専用のタイヤから公道走行可能なものまでありますが舗装路で使うと『寿命が短かい』『舗装路のグリップ力が低い』『ロードノイズが多い』『乗り心地が悪い』とデメリットだらけなのは頭に入れておきましょう。

未舗装でも路面がフラットならオンロードタイヤでも十分走れるので、このくらいの荒れ場を走る予定が無いならデメリットしかないのでやめておいた方が無難ですよ。

デュアルパーパスタイヤ(アドベンチャー)は、オンロード性能を最大限担保しつつ、フラットダートまでなら気持ち良く走れるオフロード性能を有してるので、ツーリング途中で気まぐれで脇道の林道に突っ込みたいライダーにおすすめです。

スノータイヤ

最後は『スノータイヤ』です。そのまんまの意味で雪道専用タイヤです。コンパウンドが極端に柔らかく、夏は使う事が出来ません。基本ワンシーズン使い切りって仕様である事と配達員などのプロ専用品なので、基本的に小排気量用のバイクにしかラインナップがありません。

殺人タイヤ?

これはスパイクタイヤと言いまして、人を踏みつけて大怪我をさせる為のタイヤです。世界が核の炎で焼かれた後の世紀末世界に備えて、準備しておきましょう。

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