「吹屋ふるさと村」は標高500メートルの山中にあり、江戸時代から明治にかけて銅山とベンガラで栄えた町です
ベンガラとは、銅山で産出される酸化鉄鉱からでる、副産物を使った顔料のことで、陶器や漆器の色づけに使われる高級品で、吹屋は国内随一の産地として大いに繁栄した。ベンガラ長者たちが整えた町並みは、赤茶色のベンガラ色に統一され、今も国の重要伝統的建造物群保存地区(1977年選定)として守られています。
吹屋ふるさと村の観光の注意点ですが繁忙期以外は、ほとんどの店が、16時に店が閉まりますので、事前に行く場所を決めて置いた方が無難です。オススメは『笹畝坑道』と『旧吹屋小学校』です。
笹畝坑道(ささうねこうどう)
ツーリングルートの関係で最初に通るのは笹畝坑道になります。
笹畝坑道は、国内屈指の銅(あかがね)生産地だった過去があり、江戸時代から大正時代まで操業した銅山で、それを復元し見学できるようにしたものです。
坑内は、年中15度前後と涼しく天然の冷蔵庫です。天井が低くて成人の男性は、中腰で歩く事になります。
奥に進めば広大な空間があります。掘削されたのは、昔なのでまともな機械なんてないので、人力のツルハシで、この空間を掘り進んだと思うと色々と考え深いものがあります。
生埋めになった人も沢山いたんだろうなぁとか考えると、なかなかにタマヒュンですね。
『笹畝坑道』
〒719-2342 岡山県高梁市成羽町中野1987
☎086-629-2145
吹屋ふるさと村 下町駐車場
笹畝坑道から吹屋ふるさと村メインストリートの下町駐車場迄はバイクで5分程移動になります。下町駐車場に到着したら先は徒歩での観光になります。
『吹屋ふるさと村 下町駐車場』
〒719-2341 岡山県高梁市成羽町吹屋719
てわけで吹屋ふるさと村メインストリートの写真です。
街並みをのんびり散歩するだけでも景観を楽しめて満足感がありますよ。
関係ないけどね野良猫が餌付けされてました。近付いても逃げませんでしたが、お触りは猫社会的にマナー違反な気がしたので、遠くから見るだけにした。
松栄館
昼食は、ここで食べました。食後の団子が美味しかった。
店内は和室でいい感じやったよ。昭和初期の民家って感じで割と好きです。
そしてメニューは微妙に高いですが、せっかくここまで来たので、最高の物を食したいと思い、千屋牛そばを注文しました。
肉の味付けは、薄口で素材の風味や触感を主張した感じなのですが、そのぶん臭みや硬さがややあります。それを良しとするかで評価がかわるって感想です。
『松栄館』
〒719-2341 岡山県高梁市成羽町吹屋300
☎086-6299007
旧吹屋小学校
旧吹屋小学校は岡山県高梁市成羽町吹屋に位置する歴史的な木造校舎です。明治33年(1900年)に建てられ、2012年まで「現役最古の木造校舎」として使われていました。校舎は吹屋地区特産のベンガラ色で彩られ、明治期の擬洋風建築の美しさを今に伝えています。映画やドラマのロケ地としても知られ、2022年に修復を終えて一般公開されました。懐かしい教室や講堂の散策、当時の教材やXR展示などを通じて、ノスタルジックな空間を楽しめる人気スポットです。
『旧吹屋小学校』
〒719-2341 岡山県高梁市成羽町吹屋1290−1
☎086-629-2811
山上社
銅山の守護神として長い間、篤く信仰されていましたが、氏子のいない神社らしく、草刈りくらいの最低限の手入れしかされてませんが、そこが逆に味があります。こう言うので良いんだよってなります。
16時以後も参拝可
『筆者情報』
『筆者情報』
名前:スコ太
年齢:おじさん
仕事:よくいる会社員
住所:大阪(枚方市)
バイク趣味は、ツーリングからスクーターレースまで、幅広く楽しんでます。なのでスポーツ走行から、快適装備や珍スポットの話までできます。なんなら通勤もバイクなので、バイクに乗らない日はありません(笑)。SNS(X)もしてるので、是非フォローやコメントをよろしくお願いします。