新しい排ガス規制に対応するような50ccバイクを作るのは、コスト的にも技術的にも難しいので、125ccのバイクを出力を抑えて原付免許でも運転可能にしますって話。法改正の規制緩和でバイク界隈は、喜んでますが筆者は反対です。
これが、本来の原動機付自転車の姿です。あくまでもエンジンは、補助装置で人力でペダルを漕がないとまともに走りません。これが本来の原動機付自転車です。そう『自転車』なんです。これなら法定最高速度が30kmなのも納得ですし、それ以上は危険だと使用者も理解できます。
そして補助動力を拡大解釈してペダルがなくなったバイク達、アクセルを回すだけで進む乗り物は、日本語的に明らかに『自動車』です。写真は80年代の高性能競争の慣れの果てに市販されていたバイクで、時速は80km以上を余裕で出します。非力だと言われる4スト50ccのスクーターでもリミッターを外すだけで70km以上の速度が出ます。
最後に明らかに原動機(モーター)が付いている電動アシスト自転車についてですが、これこそが本来の原動機付自転車だと思いませんか?30kmくらいで走るのが妥当だし、2段階右折の必要性を嫌でも感じるでしょ。二人乗りが危険なのも肌感覚でわかるでしょ。
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法改正反対の結論
30km速度制限など原付免許は、バイクメーカーの拡大解釈の果てに、免許とバイクの性能差が開きすぎて矛盾だらけなので、この機会に撤廃したらって意味で、原付免許で125ccバイクに乗れる法改正は反対です。
そして電動アシスト自転車が無免許で乗れるのは、明らかにおかしいと言いたいです。