一般的に、タイヤ名に 「SC」 と付く場合は、Special Compound(スペシャルコンパウンド)の略であることが多く、サーキット走行やタイムアタック向けの高性能タイヤ、さらに言えばかなり用途を限定した競技用タイヤを指すケースがほとんどです。
そのため、「SC」という表記を見ただけで、強烈なグリップ性能を持つレース寄りのタイヤを連想する人も多いでしょう。
加えて、バトラックスはブリヂストンの中でもスポーツ系タイヤのブランドであるため、なおさら競技向けのイメージが先行しがちです。
しかし、このタイヤに付いている SC は
Special Compound ではありません。
Scooter(スクーター)の略です(笑)
残念ッ!!
よってアグレッシブなレーシングタイヤを期待しちゃダメですよ。基本的に普通のツーリングタイヤです。まぁ少しスポーツよりですが・・・
『バトラックスSCの特徴』

Special Compoundではありませんが(笑)バトラックスの名を冠しているだけあり、Xフォースで選べるツーリングタイヤの中ではドライグリップが一段上です。加えて、トレッドのラウンド形状もツーリングタイヤとしてはやや尖り気味で、倒し込みや切り返しが軽く、軽快感が高いのも魅力です。
そのため、普段は通勤メインで使いつつ、たまに峠でファンライドしたいという用途には相性が良いタイヤと言えます。
一方で、得意分野がドライ寄りなぶん、レイングリップや未舗装路は不得意です。全天候や路面状況の幅広さを重視する人は、ダンロップのスクートスマート2の方が万能で良いですよ。
『昨今の小排気量バイクのタイヤの傾向』

少し小排気量バイクのタイヤの雑談をします。
昔はブリジストンだけでも『HOOP』『HOOP Pro』『バトラックス』の3種類から、予算や用途に合わせて選べました。
・安く済ませたい人は HOOP
・ちょい上を狙う人は HOOP Pro
・走り重視は バトラックス
という住み分けで、キャラクターの違いも分かりやすかった時代です。
ところが現在はラインナップが整理され、実質的にバトラックスへ統合されています。理由はよくある話で、製品数が増えるほど 生産コストが上がり、在庫リスクも膨らむ からです。これはブリヂストンに限らず、他の大手タイヤメーカーでも同じ方向で進んでいます。
ただ、ラインナップを統合すると、良くも悪くもタイヤの性格は万人受けする平均値に寄りやすくなります。その結果、各社の製品が似た方向性になり、差別化が難しくなり皮肉なことに、結局は同じ市場でシェアを食い合う構図になってます。
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『筆者情報』

名前:スコ太
年齢:おじさん
仕事:よくいる会社員
住所:大阪(枚方市)
バイク趣味は、ツーリングからスクーターレースまで、幅広く楽しんでます。なのでスポーツ走行から、快適装備やツーリングスポットの話までできます。なんなら通勤もバイクなので、バイクに乗らない日はありません(笑)。SNS(X)もしてるので、是非フォローやコメントをよろしくお願いします。




