ADV160 スタンドのゴムを加工して、バンク角アップ‼️

ADV160・足回り

『ADV160厳選カスタムパーツに戻る』
ADV160は、コーナリングの為に車体をバンクさせると、比較的浅いバンク角でもセンタースタンドが地面に当たります。そんな『バンク角が浅いよ問題』は、スクーターあるあるですね。だからと言ってセンタースタンドを外してしまうと、駐輪場で不便だったり、整備性が悪くなるので残しておきたいですよね。そんなあなたに朗報です。

センタースタンドのゴムブッシュの解説写真
センタースタンドのゴムブッシュを、少しカットすると、センタースタンドが高い位置に移動するので、バンク角を増やせます。

このゴムブッシュは、センタースタンドが直接エンジンに当たり、傷を付けてしまわないようについてるものなのですが、ADV160は明らかに背が高すぎるブッシュが付いてますのでカットしてしまいましょうww

ゴムブッシュのカット量を赤線で説明した写真

(赤線部分を、聖剣エクスカリバーでカットします)

凸の尖ってる部分(赤線)までカットします。ヒダヒダの高さをフラットにても、ゴムブッシュの機能も失わずにバンク角も増えますので、さっそくやっていきましょう。

センタースタンドのゴムブッシュの外し方の解説写真。
ゴムブッシュの取り外しは、ただ引っこ抜くだけです。接着剤とかでくっ付いているわけじゃないので、少し力を入れれば簡単に抜けます。

ゴムブッシュ 加工後の写真

ゴムブッシュ加工後の写真 側面
加工後の写真です。これ以上カットする事もできますが、ヒダヒダ部分の半分は、残しておいた方が良いですよ。これを全カットすると、センタースタンドがエンジンとリジッドに固定されます。そうなるといざコーナリングリング中にセンタースタンドが地面と接触すると、力の逃げ場がないので即転倒です。スクーターのセンタースタンドは、バンクセンサー的な役割も兼ねてるので、やり過ぎ注意ですね。

ブッシュ加工が何故効果が絶大かを赤線で解説。

(写真はセンタースタンド加工前です)

「たかが数ミリ高さが変わっただけで」と思うかもしれませんが、赤線部分を見て貰えばわかるように、センタースタンドの位置が数ミリ変わるだけでも、効果は抜群ですよ。ゴムブッシュ加工と合わせてリアタイヤのサイズアップをすれば、ネイキッド系のバイクより深いバンク角を実現できます。

ゴムブッシュカット 限界ポイント
ちなみに赤線部分までカットしても、センタースタンドは車体に干渉しないので、限界までいきたい人は、参考にどうぞ。

ここまでやるとコーナリング中に、センタースタンドより先にマフラーが地面と接地するようになります。

その対策も、もちろんありますよww


『ギアーズのリアサス詳細記事』
マフラーの接地を回避する手段で、リアサスの長さを伸ばすって手法があり、スクーターレースの世界では、30mm前後リアサスを長いものに交換するのが定番になってます。

しかしADV160は車体重心が高いので、それをやるとコーナリング性能が著しく悪くなるので、ストローク量が少ないリアサスを選ぶのがベストです。そしてADV160のリアサスで1番ストローク量が少ないのが、ギアーズのリアサスでして、純正リアサスのストローク量が100mmに対して、ギアーズのリアサスのストローク量は85mmです。15mmの延長効果が得られます。

そしてギアーズのADV160用のリアサスは、同社のスクーターレース用のレーシングサスペンションと内部構造は同じ(要は使いまわしww)なので、スポーツ走行に最適です。

誇張なしでタイヤをハイグリップな物に変えれば、そこらへんのSSより高い旋回能力を発揮します(車体重量のアドバンテージが主な原因ですが)。

ADV160 カスタムパーツまとめ記事のリンク

関西ツーリングスポット 紹介ページのリンク

 

『筆者情報』

筆者情報 スコ太
名前:スコ太
年齢:おじさん
仕事:よくいる会社員
住所:大阪(枚方市)
バイク趣味は、ツーリングからスクーターレースまで、幅広く楽しんでます。なのでスポーツ走行から、快適装備やツーリングスポットの話までできます。なんなら通勤もバイクなので、バイクに乗らない日はありません(笑)。SNS(X)もしてるので、是非フォローやコメントをよろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました