「吹屋ふるさと村」は標高500メートルの山中にあり、江戸時代から明治にかけて銅山とベンガラで栄えた町です
ベンガラとは、銅山で産出される酸化鉄鉱からでる副産物を使った顔料のこと。
陶器や漆器の色づけに使われる高級品で、吹屋は国内随一の産地として大いに繁栄した。ベンガラ長者たちが整えた町並みは、赤茶色のベンガラ色に統一され、今も国の重要伝統的建造物群保存地区(1977年選定)として守られています。
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吹屋ふるさと村の観光の注意点ですが繁忙期以外は、16時に店が閉まりますので、事前に行く場所を決めて置いた方が無難です。オススメは『笹畝坑道』と『二代目ふるさと村休憩所 吹屋食堂』です。
時間に余裕があれば『旧吹屋小学校』がふるさと村の資料館も兼ねているので行っておきたいですね。
笹畝坑道(ささうねこうどう)
ツーリングルートの関係で最初に通るのは笹畝坑道になります。
笹畝坑道は、国内屈指の銅(あかがね)生産地だった過去があり、江戸時代から大正時代まで操業した銅山で、それを復元し見学できるようにしたものです。
坑内は、年中15度前後と天然のエアコンが効いています。天井が低くて成人の男性は、中腰で歩く事になります。
奥に進めば広大な空間があります。昔なので自動の掘削機械なんてないので、人力のツルハシで、この空間を掘り進んだと思うと色々と考え深いものがあります。
生埋めになった人も沢山いたんだろうなぁとか考えると、なかなかにタマヒュンですね。
吹屋ふるさと村 下町駐車場
笹畝坑道から吹屋ふるさと村メインストリートの下町駐車場迄はバイクで5分程移動になります。下町駐車場に到着したら先は徒歩での観光になります。
てわけでふるさと村メインストリートの写真です。
街並みをのんびり散歩するだけでも景観を楽しめて満足感がありますよ。
関係ないけどね野良猫が餌付けされてました。近付いても逃げませんでしたが、お触りは猫社会的にマナー違反な気がしたので、遠くから見るだけにした。
二代目ふるさと村休憩所 吹屋食堂
営業時間が16時までなんで優先的に行かないと食べる事が出来ませんが、個人的に絶対に食べに行きたい店が吹屋食堂です
『山菜うどん』と『けんちん田舎そば』が看板メニューになるのですが、迷わずけんちん田舎そばを食べましょう。別に御当地メニューって訳じゃないけど、あんまり都会の麺屋じゃ食べれない味です。ちなみに筆者は、子供の頃に祖母がよく作ってくれたので家庭料理ってイメージがあるのですが、読者の皆様は、食べた事があるかなぁ(´∀`)?
山上社
銅山の守護神として長い間、篤く信仰されていましたが、氏子のいない神社らしく、草刈りくらいの最低限の手入れしかされてませんが、そこが逆に味があります。こう言うので良いんだよってなります。
16時以後も参拝可
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15時到着
17時出発