ADV160 モリワキマフラーは、微妙かなぁ~

ADV160・カスタムマフラー

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ADV160 モリワキマフラー スペック表用の写真
・重量/3.3kg(STD5.7kg)
・音量/近接:91dB(4250rpm)/加速:81dB
推奨ウエイトローラー/14g
・センタースタンド/干渉なし
・オイル交換/ドレン・フィルター干渉なし
・JMCA認証プレート/有
モリワキエンジニアリングの説明
『モリワキ公式ホームページ』
モリワキマフラーと言えば、カスタムマフラー界の絶対王者ヨシムラの次くらいに有名なマフラーメーカーで、歴史も長く世界でも通じるブランド力があります。多くのHONDA車の純正オプションに設定されていて、その品質の安定感は、ヨシムラ以上と評価するライダーの声が多いです。

ちなみにモリワキの創業者「森脇」はPOP吉村の弟子で、吉村の長女・ナミコさんと結婚して、その後に1973年に独立してMORIWAKI Engineeringを創業したって歴史があります。

モリワキマフラーとヨシムラマフラーを比較してみた
そしてそんな親戚関係のヨシムラからもADV160用のマフラーは販売されています。

ADV160に関しては、『サウンドとルックスのモリワキ』『性能のヨシムラ』って感じで、住み分けされています。

僕のADV160にモリワキマフラーを装着してみた時の写真
さてさて話を戻して
そんな格式高い老舗ブランド『モリワキ』なんですが、筆者はADV160用のマフラーについては、微妙だと思ってます。

『微妙だと思うポイントまとめ』

ADV160 モリワキマフラーが届いたので 開封した時の写真
この日記を見にきてる読者は、モリワキマフラーを購入検討されてる方だと思いますが、良くないポイントを先に知ってそれを受け入れて購入すれば、購入後にやっぱ別のマフラーにしておけば良かった、って事にならないと思います。

『何事もよく検討して行動すれば、後にどんな結果になろうとも後悔しないで済む』って考えは大事‼️

単純にうるさい

モリワキマフラーで走ってみたけど 少し音が大きかったよ。
JMCAの認定の範囲なので、爆音ってほどでもないんですが、他の有名ブランドのマフラーに比べて明らかに音量が大きいです。朝の通勤や近所の評判を考えると、いい大人ならやめておいた方が無難です。

(騒音比較の参考値)
ヨシムラ近接騒音89dB
モリワキ近接騒音91dB

エキパイが手抜き

マフラーを分解して、エキパイの寸法を計測してみました。

エキパイの径はサイレンサーまで変化なしの等径です。これは安物マフラーの特徴ですね。(製造工程が少なく済みコストカットになる)

排気脈動の説明の為のイラスト

等径のエキパイは、排気脈動の影響が出て、性能はイマイチですが、その排気脈動が、ドコドコしたパルス感のあるマフラーサウンドを発生させます。この音は単気筒ファンからは大絶賛ですが、単気筒ファン以外からは、下痢便サウンドと揶揄されます(笑)


マルチエンジン信者と単気筒エンジン信者の間にある確執は、永遠に消えない。そうバイク乗りとは、自分の美学と哲学がエスカレートして、排他主義に堕ちた人々なのさ(笑)

それはさておき
皆さん、ナンシーおじさんって嫌いですか?僕はそこまで嫌いじゃないですよ。

排気音の確認動画


筆者調べになりますが、JMCA認定のマフラーの中で、モリワキが一番低音がでています。低い音には、力強さと威厳を感じさせる効果があるので、自分を大きく見せたい弱者男性な僕達には、最高の排気音だと思いませんか。

サイレンサーステーが鉄

読者に伝わりやすいように、マフラーステーのみを、スイングアームに付けた写真。
ステーと言うよりマウントって感じで、カッコいいですね。『しかし材質は鉄です』

モリワキマフラーのステーを、違う角度から見た写真。
専用設計でかなり特殊形状なので、かなりコストがかかってるのは、見ただけでわかります。『しかし材質は鉄です』

リアサスペンションとモリワキマフラーのクリアランスの少なさを、説明してる写真
サイレンサーをここまで内側に入れれるのは、ステーがしっかりとしている事で、位置決めがズレて、リアサスと干渉する恐れがないからです。『しかし材質は鉄です』

マフラーステーは、ヤマモトレーシングのほうが、アルミの削り出しで、コストが掛かっている。

ちなみにヤマモトレーシングのADV160マフラーは1万円プラスでアルミ削り出しの専用ステーで、かなり高級感があります。

しかしスイングアームがシルバーなので、配色的にステーは黒の方が締まるから悩ましいですね。

『唯一無二のサイレンサー』

ANOサイレンサーの美しさは、他社メーカーの追随を許さない程で、独自調査でライダー以外の人にアンケートをした結果でも、1番美しいと評価する声が多かった。
モリワキのマフラーと言えば虹色のサイレンサー『ANO』が特徴で、一目でわかるモリワキのアイデンティティですね。ANOサイレンサーの美しさは、他社メーカーの追随を許さない程で、独自調査でライダー以外の人にアンケートをした結果でも、1番美しいと評価する声が多かったです。カーボンやステンレスのモデルも発売されてますが、モリワキマフラーを付けるなら、わざわざそれらを付けるのは、ナンセンスだと思うよ。

『ANOサイレンサーの公式説明文』
モリワキ「ANO」とは、チタンサイレンサーの表面に**陽極酸化処理(アノダイズド)**を施し、独特のブルーやパープルがかった美しいグラデーションを表現したモリワキエンジニアリングの最高峰マフラーシリーズです。単に見た目が美しいだけでなく、軽量化と性能を極限まで追求したレーシングマフラーをベースに開発されており、性能・音質・音量の全てが高いレベルでバランスされた製品です。

MORIWAKI ENGINEERING モリワキエンジニアリング フルエキゾーストマフラー ZERO [ゼロ] ADV160 HONDA ホンダ マフラー タイプ:ANO(アノダイズドチタニウム)

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『筆者情報』

筆者情報 スコ太
名前:スコ太
年齢:おじさん
仕事:よくいる会社員
住所:大阪(枚方市)
バイク趣味は、ツーリングからスクーターレースまで、幅広く楽しんでます。なのでスポーツ走行から、快適装備やツーリングスポットの話までできます。なんなら通勤もバイクなので、バイクに乗らない日はありません(笑)。SNS(X)もしてるので、是非フォローやコメントをよろしくお願いします。

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