そもそもウエイトローラーって何?
ウエイトローラーってのは、こういったパーツです。ローラーって名前の通りローラーですね。これの重さでスクーターの変速回転を変える事が出来るのです。わかりやすくミッション車で例えると5000回転でギアチェンジするか8000回転でギアチェンジするかでイメージするとわかりやすいです。スクーターは、オートマチックで無段階で変速するのでウエイトローラーで調整した回転数でどんどん変速してくれます。
スクーターの駆動系ってこうなってます。図で見るとイメージしやすいですね。いやますます混乱しますか?
百聞は一見にしかずと言うので、とりあえず動画を貼っておいた😗
そもそもこのウエイトローラーってパーツを変えると何故、速くなるかと言いますと。市販車には、色々と大人の事情がありまして騒音規制であったり燃費であったりの都合で、最大パワーが出る回転数を外していることが、ほとんどです。そこでこのウエイトローラーって部品を社外品の軽い物に変える事でエンジンの持つ最大のポテンシャルを発揮できるようになるわけです。(燃費は、悪くなりますが)参考程度にですが
ところでウエイトローラーって色んなメーカーから発売されているのですが
色々と使ってみてデイトナのスーパースプリントウエイトローラーって商品が1番、摩耗が少なくてよかったですよ
あとですねJOGとbw‘s50で駆動系の改造もリミッター解除もせずに全体的に速くしたいなら『ドクタープーリー』をおススメします。
エンジンの状態で変わるけど、だいたいの車両で4g6個が、回転リミッターに当たらずそつなく速くなります。
ですがサブコンで回転リミッターをきかなくすれば丸いローラーの方が良いです
ちなみにヤマハの50ccの3バルブエンジンは、回転リミッターを外すと
結構な勢いでエンジンが壊れます
なので安くで耐久性を持たせたまま楽しめるようにしたいなぁって人向けですね。
各社のウエイトローラー
まずは定番中の定番のデイトナさんから紹介です。バイク量販店とかによく置いてるやつですね。なかなかに親切設計で取り付け向きがなく物理的にミスがなくなります。サーキット走行など時間的に大忙しな環境でセッティングを変更しないといけない場面では、一つでも不安要素を減らせるのは、いいですね。またレーザーでグラム数が刻印されていますので管理が楽です。セッティングを出すのに必要なグラム数をコレクションするといいかもですね。ただし少し磨耗が、早いのが玉に瑕ですね。玉だけに。
回転リミッターを外してマフラーを社外品に変えた車両に1番オススメのウエイトローラーがこれ はいオススメ理由ですか? 単純に耐久性があって磨耗しにくいからと樹脂が硬くローラーがスムーズに動いてセッティングが狂いにくいのもグッドです。
改造車両って事でマフラーとリミッター解除車両は、エンジンのマージンを見て3gx6個からスタートするといいと思うよ 本格的なレーシングマフラーだと4.5gx3個とか言う人もいたりします。しかしパワーと引き換えにまぁまぁな勢いでエンジンが壊れます‼️
余談ですが僕は、頻繁に壊れるのが嫌3gx6個以下には、してません エンジンの回転数も9000以下で変速するようにセッティングしてます。
最高速付近は、仕方がないですが、一応回転リミッターは、10500回転でかけてます。
まっ壊れる時は、壊れるので保証は、できませんけどね😗
僕の車両は、ノントラブルで、2万キロ走ってます😗
Dr.Pulleyドクタープーリー 4g
最後に紹介するのは、ドクタープーリーです。まったく改造をしていないノーマルの車両に1番オススメのウエイトローラーです。商品名にプーリーてついてますが、ローラーです。写真のとおりローラーなのに丸くないローラーでして、この形状のおかげで変速幅が広がりスタート加速と最高速が伸びる仕組みです。ミッション車で例えると丸ローラーが2速〜5速しかないのに対して1速から6速に増えるイメージです。無改造のノーマル車両の場合エンジンパワーの限界が来る前に回転リミッターで速度の伸びが止まるので、このドクタープーリーを使い変速幅を広げる事で、最高速を上げる事ができます。
とっ
メリット尽くしに思えますがデメリットとしては、再加速時に言われなければわからないレベルですが少しだけ丸ローラーより変速が遅れて回転の上がり方が悪くなります。
ウエイトローラー裏技
裏技というほど大層な事ではないですが、違う重さローラーを各3個づつ入れて絶妙なローラーの重さにするって方法が、あります。
やり方は、写真の見た目のまんまですが、バランスを取るために交互に違う重さのローラーを入れるだけ。
市販品は、0.5g刻みでしか重さの設定がなく3.25gのローラーの設定にしたいけど物がありません。そんな時に3.0gと3.5gを混ぜて入れる事で結果的に3.25gの総重量になるって具合です😗デメリットですが、少しだけ重たい方のローラーの負担が大きくなるので磨耗が早くなります。それ以外は、特にないです。
注意点ですが、3.0gと7.0gみたいに大きく重さが違うローラーを入れて長時間の運用する事は、おススメしません。故障などは、しませんが、パーツの消耗が早くなるだけでメリットがないです。
市販品のローラーより更に軽いローラーが必要になった時に3個ローラーを抜いてトータルの重量を軽くする方法もあります。
嘘か本当かは、わからないし体感もできなかったけトータルのグラム数が同じでも3個入れの方が、再加速のレスポンスが良くなるらしい。
ローラーが滑る抵抗が減るんか?
確かに再加速の時の回転数が、誤差の範囲だけど高くなってます。
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逆に6個入れは、最高速付近の変速がスムーズになり伸びが良くなるねんて
と言うよりこれがノーマル状態ですね😗
金玉は、2個付いてるのが普通ですので特別な事がなければウエイトローラーも6個入れときましょう😗😗
プーリーボスワッシャーについて
ちょっとウエイトローラーの話から脱線しますが、ついでですのでボスワッシャーの話でもしたいと思います。知ってる方は、何を今更だとなるだろうし、逆に知らない方は、ローラーの話で頭がいっぱいなので、わけわかんないよとなると思うので、気が向いた時に読み返しに来てくれると嬉しいです😗
さてさてこのボスワッシャーって何って話ですが、こんな感じでプーリボスの所にワッシャーを追加する事で限界は、あるけどよりローギアから変速が、スタート出来るようになるってアイテムです。
イラストでイメージ出来るかわからないけど
プーリーボスが延長されるとVベルトがより内側に入って相対的にリアプーリ側は、Vベルトが広がる事になります
編集中
ウエイトローラー交換作業
暇な休みの日にやります。
最近、雨だったり熱いので秋くらいになるかもね😗
僕は、明日やる明日やると言って1年以上やらない男やで😗