冬のツーリングの必需品『電熱ベスト』🛵

バイクの豆知識集

最初に電熱ベストとは、名前の通り“電気の力で発熱する”仕組みを持つ防寒アイテムです。
一般的な防寒着が「体温を逃さず保温する」ことで暖かさを維持するのに対し、電熱ベストは自ら熱を生み出して温めてくれるのが特徴です。防寒着と合わせればコタツを着てる状態になるので冬のツーリングが「寒くない」から「暖かい」に変わります。

アペックスウィンの電熱ベストを買った時の箱とレシートの写真。
USBタイプの電熱ベストの中で、僕が実際に着て一番あたたかいと感じたのは、2りんかんで販売されているアペックスウィンの電熱ベスト です。
一般的な電熱ベストの相場よりも値段は倍ほどしますが、そのぶんの価値はしっかりありますので紹介しますww

中綿がモリモリです

安物の電熱ベストと並べて比較した写真。
緑色のベストがアペックスウィンの製品です。比較のために安価な電熱ベストと並べて撮影しましたが、写真だけだと中綿の量の違いが伝わりにくいかもしれませんが、実物を触るとその差ははっきりわかります。一般的な安い電熱ベストは中綿が少なく、ほぼビニールベストのような質感になりがちです。一方、アペックスウィンのベストはしっかりと中綿が入っているため、電源を入れなくても十分に暖かいのが特徴です。表面の素材もビニールっぽさがなくカジュアルな質感です。
まぁカッコよくはないですが、恥ずかしいというレベルでもないですね。つまりお洒落とは言えないww

『内側はアルミ素材の生地』

ベスト内側のアルミ生地の写真。
内側は保温効果があると言われるアルミ素材の生地です。特にチクチクするとかなく、普通のダウンベストと同じ着心地です。10回くらい洗濯しましたが表面の荒れなどは発生はしませんでした。以前使っていたワークマンのアルミベストは、表面がボロボロになり、衣服にアルミがついて大変でした。

見えない部分だからいいけど、正直内側の見た目はキモイww

アルミ生地が暖かい理由を解説

アルミのサバイバルシートを雪山で使っている筆者。
アルミ生地が暖かい理由は、体から放出される赤外線を反射して再び体に当てることで保温するからです。断熱材としても超絶優秀なので、雪山のサバイバルシートでも使われています。

『発熱体の位置』

発熱シートがある位置。
発熱シートの位置は、バイクに乗っていると風の影響で冷える背中全体にあります。特に良いポイントはバイクに乗ってる時に風の影響で冷える、腹の低い部分を暖めてくれるのは助かります。

ベストの発熱体は、カーボンナノチューブ。
ちなみに、この製品では一般的な電熱線ではなく、カーボンナノチューブ製の発熱シートを採用しています。この素材は、電熱線よりも少ない消費電力で大きな発熱量を生み出せる点が特徴と言われていて、実際の暖かさも電熱線タイプと比較して明確に違いがあり、USB給電の電熱ベストでありながら、バイクのバッテリー直結タイプに迫るレベルの温かさです。

雪国でツーリングをした時の写真。

筆者は氷点下の雪山ツーリングも好きでよく行くのですが、誇張表現なしでアウターさへ防風防寒のものを着れば、あとはロンTと電熱ベストだけでも暖かいと感じますよ。快適すぎて眠たいと感じるくらいです。

『コントロールスイッチ』

電熱ベストのコントローラーの位置を指差しで教えている筆者。
コントロールスイッチがベストの内側にあるのが、気にいっています。上着を脱いだ時にベストが光ってるのは、流石にねぇ~って感じでしょ。

電熱ベストのコントローラーの拡大写真。お腹と背中を別々で調整ができる。
温度調整は、前と後ろで別々で制御できます。

『バッテリーの収納ポケットの位置がライディングの邪魔になりません』

電熱ベストのモバイルバッテリーの収納場所を説明した写真。
バッテリー収納位置がお腹じゃなくて完全に横腹のあたりにあるので、ライディングの邪魔にならないのもポイントが高いです。この位置はバッテリーの収納感を感じさせないので、ライディング中にストレスを感じさせません。これは秀逸な位置です。

『持続時間』

電熱ベストの公式の連続使用時間の表。
メーカー公表値の数字です。実際はこれの80%くらいしか持続しません。原因はモバイルバッテリーが冷気で性能を100%発揮してない事が考えれますので、防寒着が完璧ならスペック通りの数字になるかもね。

『付属のバッテリー』

電熱ベストに付属している、モバイルバッテリーの写真。
付属のバッテリーは容量が10000mAhの大容量で
重さは182gとかなり軽量です。

付属のモバイルバッテリーの厚みが読者にわかるように、側面からの写真。
厚みは20mmくらいあるので、薄いとは言えないですが、角に丸みがあり、これもベストを着た時の違和感を低減してくれている気がします。よくできた形状ですので予備で持つのもありかと思います。

付属のモバイルバッテリーのスペック表 タイプCポートが入力しかできない証拠画像。
画像を見ていただければわかるとおり、タイプCのポートは出力ができないタイプです。しかしバイクのUSBポートで充電する場合には大きなメリットがありまして・・・電圧が不安定なバイクのUSBポートでも充電ができます。

実際にモバイルバッテリーをバイクで充電してる様子。
逆にタイプCで出力ができるタイプのバッテリーは、電源が途切れるたびにモバイルバッテリ側のCPUが入出力の認識作業をしだして充電を中断するので、充電時間が長くなります(最悪の場合、充電を開始しません)
なのでバイクでモバイルバッテリーの充電を考えてる方には、このモバイルバッテリーは、最良の選択ですよ。


モバイルバッテリー10000mAh(PSE認証)

 

『サイズ感』

商品の電熱ベストを着た 筆者の写真。
身長175cm体重55kgの筆者がLサイズを着ると、こんな感じのサイズ感です。ユニクロやワークマンなどの大手量販店と同じようなサイズ感なので、それらでベストを試着してから選んだら間違いないですよ。

 


アペックスウィン バイク用電熱ベスト

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『筆者情報』

筆者情報 スコ太のプロフィール写真
名前:スコ太
年齢:おじさん
仕事:よくいる会社員
住所:大阪(枚方市)
バイク趣味は、ツーリングからスクーターレースまで、幅広く楽しんでます。なのでスポーツ走行から、快適装備やツーリングスポットの話までできます。なんなら通勤もバイクなので、バイクに乗らない日はありません(笑)。SNS(X)もしてるので、是非フォローやコメントをよろしくお願いします。

筆者情報 あずみ氏のプロフィール写真
名前:あずみ
年齢:そいつは言えないなぁ
仕事:いわゆる事務職
住所:京都(八幡市)
趣味:グルメ旅行
堅実で普通な日々を大切にしつつ、時々取材に出かけて記事も執筆。
アイデア相談やリライトで協力しています。
少し陰キャで人見知りの内弁慶ですが( `・∀・´)ノヨロシク。

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