本日は、90年代ゲーム史を変えた伝説の格闘ゲーム“ストリートファイター2”について話をします。

ストリートファイター2(通称:スト2)は、1991年にカプコンから登場した対戦型格闘ゲームです。今でこそ当たり前となった「1対1のキャラクター対戦」「必殺技コマンド」「キャラごとの性能差」というフォーマットは、本作によって完成しました。
ゲームセンター文化、家庭用ゲーム、eスポーツ的な対戦思想。
そのすべての起点にあるのが、ストリートファイター2です。
『ストリートファイター2が“革命”だった理由』

スト2以前にも対戦ゲームは存在していました。
しかし、本作が特別だった理由は次の3点です。
キャラクター性能の個性化

リュウとケンだけでなく、
ガイル、春麗、ザンギエフ、ダルシムなど、戦い方がまったく異なるキャラが用意されました。
これにより
• 得意キャラ文化
• 対策・研究
• キャラ相性
といった「思考する対戦」が生まれました。
必殺技コマンドの完成
波動拳、昇龍拳、ソニックブーム。
単なるボタン連打ではなく、コマンド入力による技発動がプレイヤーの熟練度を可視化しました。
「出せる人=上手い」
このシンプルな構造が、ゲーセンにドラマを生みました。
対戦がメインのゲーム設計
スト2はCPU戦よりも対人戦が本番です。
• 勝てば台を守れる
• 負ければ交代
• 周囲の視線
この緊張感が、プレイヤーを熱中させました。
ストリートファイター2の代表キャラクター
SEO的にも重要なので、代表キャラを押さえておく。
• リュウ:基準となる万能型ファイター
• ケン:攻撃的なリュウ派生
• ガイル:待ちと溜め技の象徴
• 春麗:スピードと連続技
• ザンギエフ:投げキャラという概念を確立
• ダルシム:リーチと間合いの異端児
この「多様性」が、今なお語り継がれる理由です。
『キャラクターの設定が小学生の発想』

ストリートファイターシリーズは、初期スト2メンバーの存在感が強すぎて、超えられないというジレンマがあります。最新作で新しいキャラクターを作っても新しいキャラクターの存在感が霞んでしまう現象ですね。
と言いますのも
今だとコンプライアンスの都合で、絶対に世に出せない偏見に溢れた『外国人の人物像』を更に斜め上にしたようなキャラクター多数います。特に酷いのはダルシムとブランカで・・・

インド人
『ストリートファイター2のBGMが今も評価される理由』
スト2のBGMは、キャラ=テーマ曲として強く記憶に残ります。
• リュウステージの緊張感
• ガイルの勇ましさ
• 春麗ステージの軽快さ
メロディがキャラの性格を語っているため、
今でもジャズアレンジやリミックスが作られ続けています。
「ゲーム音楽は背景ではなく、主役になれる」
それを証明したのもスト2です。
『派生作品と進化の歴史』
ストリートファイター2は、多数のバージョンが存在します。
• ストリートファイター2
• ダッシュ
• ダッシュターボ
• スーパーストリートファイター2
• スーパーストリートファイター2X
調整の違い、スピード感の違いがあり、
今でも「どのスト2が最強か」は語られるテーマです。
『なぜスト2は今も語られるのか?』
理由はシンプルです。
• ゲームとして完成度が高い
• ルールが分かりやすい
• 見ていて面白い
• 上達が実感できる
そして何より、
人と人が本気で向き合うゲームだったから。
まとめ:ストリートファイター2は「対戦ゲームの原点」
スト2は、単なるレトロゲームではありません。
• 対戦ゲームの文法
• キャラ文化
• ゲーム音楽の価値
これらすべてを確立した、現代ゲームの祖です。
今プレイしても面白い。
語っても面白い。
聴いても面白い。
だからこそ、ストリートファイター2は
今も検索され、今も語られ続けています。
