307号線の巨大なタヌキの置物を見に行ってきたので、ツーリングレポートです。ルートは宇治田原からスタートして、裏白峠を抜けて入江グリーンロードを通る片道20km程度のプチツーリングです。道中には色々と観光スポットがありますよ。
広大な茶畑を通ったり
大型バイクでは、走行不可能な過酷な林道があったり
タヌキの置物がいっぱいある店があったりします。
『JA京都やましろ 宇治田原町支店』
集合場所にちょうど良いので、スタート地点はJA山城とします。休憩所とかはないですが、駐車場が大きいので集合場所にはピッタリで。隣にガソリンスタンドがあるので、給油はここで済ましておきましょう。集合時間は、距離が少ない事と観光スケジュールを考えると、10時くらいがベストです。
土日祝日は、休業なので入口付近の日陰で休憩できます。また自動販売機もあるので、便利ですよ。
『JA京都やましろ 宇治田原町支店』
〒610-0231 京都府綴喜郡宇治田原町立川宮ノ本22
☎0774-88-2034
『宇治田原小学校裏の茶畑』
宇治と言えば宇治茶です。そんな宇治の茶畑の農道を走っていると。当然茶葉の匂いがすごくして、青い空も相まって気持ちよいですぞ٩( ‘ω’ )و
農道って事でアスファルト路面ではありませんが、オンロードバイクでも問題なく走れるレベルです。コケても僕は責任をとらんけどなッ!!
写真の茶畑は赤線内です。
最寄りの建物は宇治田原町立宇治田原小学校で学校の裏に茶畑があります。現地に行けば場所はわかると思いますので、後は頑張って入り口は探して(笑)
『宇治田原町立宇治田原小学校』
〒610-0261 京都府綴喜郡宇治田原町岩山36
☎0774-88-2214
『宇治田原の大滝』
大滝伝説の話
『ウナギに酒を飲ませて放流したらウナギが天にまで昇り、雨を降らせるた』
ってのがあるんやけど、なんかウナギってのが、なんかギャグっぽいなぁ
我々日本人が、ウナギという生き物から笑いの印象を感じるのは、ウナギイヌの功績だと僕はおもいます。
そんな大滝ですが、道中は険しい林道を通ることになります。オフロードバイクが必要なほどではありませんが、オンロードの大型バイクだと厳しいかと思います。バイク初心者の方はやめておいたほうが無難ですね。ですが読者の皆様は、ベテランのおじさんライダーなので問題ないと思います。
『宇治田原の大滝』
〒610-0221 京都府綴喜郡宇治田原町
宗円交遊庵 やんたん
宇治田原の大滝の麓にある、飲食店のやんたんは、宇治のご当地料理が食べれるので、少し早いですが、ここで昼食を取っておくのをおすすめします。
そのご当地グルメってのが茶汁でして、お茶の中に季節の野菜が入った他では食べれない料理です。美味いか不味いかはともかく、その場所でしか食べれないってのは、旅の醍醐味なので、是非食べてみてください。
店内の飲食スペースは、こんな感じの和室です。
『宗円交遊庵 やんたん』
〒610-0221 京都府綴喜郡宇治田原町湯屋谷尾華21
☎077-446-8864
『大福屋』
307号線の峠道を走ってると、まぁまぁなオーラを放っている、戦後日本のような売店があります。闇市みたいです。結構有名な店らしく所ジョージさんとさんまさんが来店した事があります٩( ‘ω’ )و
店番は、やたらと元気なお婆ちゃんですよ。
膨大な量の骨董品が置いていて見てるだけでも面白いです。
釜がありました。薪が隣にあるので現役っぽいですね。
イノシシの毛皮がいっぱい干していました。友達の猟師の友達にもらったそうですよ。
店の名前は大福屋だから、大福が看板メニューかと勘違いしそうだけど、地名の大福にちなんで大福屋って名前みたいです。
よもぎ大福餅があったので食べました。甘さが控えめで、よもぎの風味が感じられて、とても美味しかったです。手作り感があると言うか、変な添加物が入ってなさそうな自然な味でした。注意点ですが、この後に大変おいしい、わらび餅の店があるので、ここで腹を膨らませるのは、もったいないので大福は、一個だけにしましょう。
『大福屋』
〒610-0211 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田大福184
☎0774-88-3967
『裏白峠』
いわゆる酷道ツーリングって奴です。2000年頃に新道が開通してから整備されなくなり放置された旧307号線です。
人の手入れがされてないアスファルトの道が、長い年月かけて自然に戻っている感じが、とても面白いですよ。
ルートにより大木が倒れていて通過不能の場所もあります。
脇道に入ると、もはや人類滅亡後の景色のようです。自然の再生力って凄いんだなぁ〜と感心しました。
ルートは、稲荷大明神からスタートして甲賀市信楽町太陽光発電所をゴールとしています。
お手数ですが地図を拡大して細かいルートは、確認してね。
『スタート地点の稲荷大明神の場所』
ここが旧307号線のスタート地点の目印になる稲荷大明神があるところです。写真は門が封鎖されてますが旧307号線は、反対側の道なので、安心してください。
ちなみに封鎖された門の先5mに稲荷大明神さまがいます。写真でみると大きく見えますが
実際には、めっちゃ小さいので、存在感がなかったです。大明神とは名ばかりですね(笑)
『ゴール地点の甲賀市信楽町太陽光発電所の場所』
ゴール地点の甲賀市信楽町太陽光発電所です。バリケートがされてますが、車が一台通れるスペースがあいてます。バリケートの目的は、ゴミの不法投棄対策らしいですよ。
『狸屋分福』
ほいで今回の目的地の狸屋分福です。わりと有名な場所なのでツーリングのバイカーが沢山いました。٩( ᐛ )و
狸屋分福は飲食店なのですが、普通の胃袋ならこれまでのツーリング工程で満腹状態だとおもいますので記念撮影でもしましょうww。前述した『宗円交遊庵 やんたん』の方が、食べる価値が高いので、狸屋分福は2回目以後のツーリングで、食べてみるのをお勧めします。
分福茶釜の話
せっかくなので分服茶釜の話をします。
『昔、貧しいお爺さんが罠にかかっていた狸を見つけ、哀れに思って助けてあげました。その夜、助けられた狸が恩返しのためにお爺さんの家を訪れ、自分が茶釜に変身するので、それを売ってお金に換えるよう提案します。お爺さんはその茶釜を寺の和尚に売りました。和尚が茶を沸かそうと火にかけると、熱さに耐えられなくなった狸は半分だけ元の姿に戻り、そのまま逃げ出してお爺さんの元へ戻ります。その後、狸は自らを曲芸のできる茶釜に変身させ、お爺さんと共に見世物として各地を巡り、大勢の人々を楽しませました。この興行でお爺さんは裕福になり、狸も新しい家族と共に幸せに暮らしたとさ』
なんか美談みたいに語られてるけど、金の為に狸を売り飛ばす爺さんは、まぁまぁな鬼畜だとオモタ٩( ᐛ )و
『狸屋分福』
〒529-1831 滋賀県甲賀市信楽町西459
☎074-882-2828
狸屋分福を見たらUターンして307号線を引き返すだけの帰宅ツーリングです。同じ道だけど行きと帰りだと景色が微妙に違うので暇せずに帰れますよ。距離も20km程度なんで、あっと言う間です。
『お茶の洞之園』
最後に帰り道の途中にある『お茶の洞之園』という店を紹介します。ここのわらび餅が最強に美味しくて、僕はここを通るときには必ず寄り道しています。
できたての熱々のわらび餅が、氷水の中に入れられていて、箸で掴むのが困難なほど柔らかく、それでいて弾力もあり、口に入れると少し生暖かいです。黄粉は甘ったるいのですが、昆布と緑茶がセットで付いてくるので、永遠に食べていられます。
『お茶の洞之園』
〒529-1841 滋賀県甲賀市信楽町上朝宮249−1
☎0748840115