『ADV160社外マフラーまとめ記事に戻る』
ヨシムラマフラーと言えば、バイクファンなら誰でも知っている、カスタムマフラーの王様です。鈴鹿8時間耐久レース初代チャンピオンという輝かしい歴史や、集合管マフラーやハイカムを世界のスタンダードにした功績。そして創業者の吉村秀雄 “POP吉村”は、技術者でレースにも自ら参加などと、もはや全てが伝説です。
『ADV160用のヨシムラマフラーの詳細』
・重量/3.4kg(GP-MAGNAM) 3.7kg(R-77s)
・音量/近接:89dB(4250rpm)/加速:81dB
・推奨ウエイトローラー/12g
・センタースタンド/干渉なし
・オイル交換/ドレン・フィルター干渉なし
・JMCA認証プレート/有
・バッフルの脱着/可(ポイント溶接)
ではでは、本題のADV160用のヨシムラマフラーですが、ガッツリとヨシムラのレーシングスピリッツは注入されていて・・・
完全に高回転高出力ッ‼️って感じで、スクーターのマフラーとしてそれはどうよ?って仕上がりですww
しかしメリットもありまして、グラフが示すように、80km以上の伸びがあるって事で、高速100km巡行に余裕がでます。
7000回転以上からパワーが盛り上がってきて、抑揚のあるドラマティックな走行フィーリングです。
性能を100%引き出すには、ウエイトローラーのセッティングが必須になります。最低でも8000rpm以上は回したいので、ウエイトローラーは12g×6個くらいからセッティングを始める事になります。しかしこのようなセッティングをすると、80km迄の加速がよくなる事で相対的に、80km以後の伸び感がなくなり(高速域は遅くはなっていない)燃費も35kmになります。なので落とし所としましては、14g×6個くらいが、ちょうど良いと筆者は感じました。まぁこのあたりは好みですが。)
『マフラーの特性が気に入らない方は』
全域パワーアップは、ヤマモトレーシングの2本出しマフラー(注:高額です)
低回転トルクを強化したいなら武川マフラー
軽量化目的ならヤマモトレーシングの1本出しマフラー
があります。どのマフラーも品質は同レベルに高く、違いは特製だけなので、同じくらいおすすめですよ。
2種類のサイレンサーを選べるよ。
モデルは、サイレンサー形状が2種類と、サイレンサーの材質が各モデルごとに3種類ラインナップされてます。大きな性能差はありませんので好みで選んで問題ないです。

SS (ステンレスカバー)
よくある普通のステンレスです。鏡面のような光沢があるのが特徴ですね。難点はお前らのハートのように、傷がつきやすいって事です。しかしコンパウンドで磨くとピカピカになるので、メンテナンスが好きな人には、ファンが多いですよ。

SSF (サテンフィニッシュカバー)
サテンフィニッシュカバーは、あまり聞きなれない名前ですが、ステンレスの素材の表面の艶を消す加工で、まるでチタンサイレンサーのような高級感を感じさせます。
ステンレスサイレンサーと同等の耐久性を持たせながら、高級感もあるのでオススメですよ。
当然ですが、ステレンスなのでチタンのように軽量じゃありませんww

SM (メタルマジックカバー)
一見すると普通のカーボンサイレンサーに見えますが、実はステンレスでして、ステンレスの表面にカーボン柄の凹凸をつけて、その上から塗装する事により、カーボン風の見た目で、ステンレスと同等の耐久性を持ってます。
実際に近くで見るとカーボンと違うのが、はっきりとわかるのですが、カーボンとは別の高級感があります。よくあるカーボンプリントみたいな安物感は、いっさい感じさせません。さすが一流メーカーのヨシムラですね。誰でもわかる偽物なんか使ったらブランドに傷がつきますよね。
こちらも当然ですがステンレスなので、カーボンのような軽量化効果はありません。しかし街乗り走行に100g単位軽量化より耐久性の方が大事ですよね。

STB (チタンブルーカバー)
チタンブルーカバーは、チタン素材を、陽極酸化処理を施すことで、色鮮やかな仕上がりになっているサイレンサーです。最高級マフラーですね。
また使い込んでいくと、更に焼け色が付いていき、味わい深いグラデーションになります。
チタンって事で、0.2kgほど他のサイレンサーより軽量なのですが、まぁ手に持った感じだと、正直違いがわかりませんww
最後にチタンのデメリットですが、素材の柔軟性が低いので、耐久性や耐衝撃性が、ステンレスに比べてやや低いです。
マフラーサウンド確認動画
動画だと伝わりきれない部分を補足すると、音量は純正より少し大きい程度です。音質は排気圧力が高そうな低音よりのレーシングサウンドで、耳障りな感じもなく長距離ツーリングでも音疲れしない感じです。しかし明らかに改造マフラーとわかる程度には、主張をしてるので、ちょっとご近所さんに気を使うレベルです。カスタムマフラーに静粛性を求めるなら武川マフラーがおすすめです。
YOSHIMURA ヨシムラ 機械曲 R-77S サイクロン カーボンエンド EXPORT SPEC 政府認証 ADV160 HONDA ホンダ フルエキゾーストマフラー SSF (サテンフィニッシュカバー)
YOSHIMURA ヨシムラ 機械曲 GP-MAGNUMサイクロン EXPORT SPEC政府認証 ADV160 HONDA ホンダ フルエキゾーストマフラー SSF (サテンフィニッシュカバー)
『ヨシムラの動画』
ヨシムラの歴史を知れば知るほど、ヨシムラマフラーマフラーを装着することが、誇らしく思えるようになります。ユーチューブで検索すればPOP吉村の伝説を語る熱い動画を沢山見れるので、検索してみて!!どんどんヨシムラってメーカーが好きになるよ。
営業の方が取材側が何も知らなくて、対応に困ってる感じがいいですねww。しかしこういったユーチューバーの方の活躍で、改造に興味がない人に興味を持って頂くきっかけになっているので、意地悪な事を言わずに応援しましょう。
『バッフルの外し方』
ちなみにバッフルを外すことは可能です。動画内ではバッフルが溶接してあることを、抜け落ち防止と言ってますが、これは誤りで、2010年4月1日より「交換用マフラーの自前認証制度」によって着脱式バッフルが法律で禁止されました。その法律の抜け穴でバッフルを溶接することで、着脱式じゃないと言い切ってしまってるわけです。とうぜんこの溶接を剥がし公道を走ると違反になります。なので絶対にバッフルは、外さないでください。
溶接個所は、3点で外してくれと言わんばかりに貧弱な溶接しかされてませんが、
絶対に、バッフルを外すのはやめましょうッ!!
まぁ何てことでしょう、不思議なゴムキャップがされています。これを手で外すと簡単にバッフルを外すための六角レンチが入るじゃないですか。何故だろう僕たちには理由がわからないよ。
だから絶対に、バッフルを外すのはやめましょうッ!!
『筆者情報』
名前:スコ太
年齢:おじさん
仕事:よくいる会社員
住所:大阪(枚方市)
バイク趣味は、ツーリングからスクーターレースまで、幅広く楽しんでます。なのでスポーツ走行から、快適装備やツーリングスポットの話までできます。なんなら通勤もバイクなので、バイクに乗らない日はありません(笑)。SNS(X)もしてるので、是非フォローやコメントをよろしくお願いします。